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2015年3月14日の金沢延伸開業が、いよいよ目前に迫った北陸新幹線。その車両W7系が、すでに北陸へ多数登場しています。線路にではなく、道路にです。
すでに7000台がデビュー済みのW7系
2015年3月14日(土)の金沢延伸開業が、いよいよ目前に迫った北陸新幹線。その車両W7系が、すでに北陸へ多数登場しています。線路にではなく、道路にです。
仙台銘板(宮城県仙台市)が、W7系新幹線をモチーフにしたバリケードを制作。石川、富山、長野、新潟県の道路上などで、北陸新幹線開業前ですが、すでにおよそ7000台がデビューしているそうです。
このW7系バリケードを制作した理由について仙台銘板に尋ねたところ、同社の金沢営業所が2015年に開設2年目を迎え、石川県に感謝したいという想いから、「旬」の北陸新幹線をバリケードにしたとのこと。ただ、製品化は簡単にはいかなかったそうです。
「車両を正面から描いただけでは面白くありませんので、新幹線らしく疾走しているイメージで作りたかったのですが、限られたスペースでそれを表現するのが難しかったです」(仙台銘板金沢営業所、神尾さん)
そうした想い乗せて、制作されたW7系バリケード。でもときどき「青いうなぎ?」「ヘビ?」と言われてしまうこともあるとか。
バリケードをストラップ化し、売り上げは被災地へ
このW7系バリケード、同じデザインのストラップも1個200円(税別)で仙台銘板の金沢営業所と富山営業所で限定販売されています。そしてこのストラップの売り上げは、すべて東日本大震災の被災地に寄付しているそうです。仙台銘板はその名の通り本社が宮城県にあり仙台出身者が大勢在籍しているほか、東北の拠点も多く震災ではかなりの被害を受けたといいます。
ちなみにW7系バリケードそのものも一般向けに販売されており、価格は3500円(税抜)。基本的には仙台銘板金沢営業所での取り扱いですが、それ以外の営業所で購入の申し込みも可能です。
また仙台銘板はW7系のほかサルやカエルといった動物、ご当地キャラ「くまモン」や「ぐんまちゃん」のバリケードも制作しています。こうした様々なバリケードを作るようになった理由として、人材確保などを念頭に、あまり綺麗なものではなかった道路工事に対するイメージを変えたい、といった意図があるそうです。
今後は「ハローキティ」のバリケードも登場予定とのこと。工事現場を通るのが楽しくなりそうです。