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破産手続き中の和歌山市の老舗和菓子メーカー「駿河屋」から商標などを受け継いだ新会社が、同市駿河町の旧本店で24日から営業を再開する。店舗など不動産の一部や菓子職人を引き継ぎ、約550年続く伝統を継承する。
【写真】事業を引き継いだ経緯を説明する「総本家駿河屋」の岡本良太社長(右)=和歌山市駿河町、宋潤敏撮影
新会社は「総本家駿河屋」。16日に記者会見した。新会社は、駿河屋から資産を3億1700万円で落札した和歌山県有田市の男性(75)がすべての株式を持つ。社長には駿河屋の創業家の岡本良太氏(40)が就き、菓子職人ら15人も駿河屋から雇い入れた。
岡本社長は「お客様目線を離れてしまい、事業を広げすぎた部分もあった。『菓子屋の原点』を忘れずに求められるものを大事にしたい」と話した。