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[東京 10日 ロイター] – 日本生命保険の筒井義信社長は10日、ロイターとのインタビューで、低金利を背景に、今後は国債に依存しない分散したポートフォーリオを構築していく必要があるとの見解を示した。
外国債券、国内外のクレジット投資、新興国やインフラ関連の投融資を増やす。
日本株への投資は、残高を大きく減らさないが、大きく増やせる状況でもないと語った。
2015年度からの3カ年計画で、強化を打ち出しているアセットマネジメント事業は、国内外で買収・提携を検討すると表明。出遅れている銀行での保険販売事業は、新たに子会社を設立して展開する方針を示した。
日本生命は14年度中間期で、売上高に当たる保険料収入で第一生命保険(8750.T: 株価, ニュース, レポート)に追い抜かれた。筒井社長は「トップライン(保険料収入)は、超長期で見るとボトムに影響する。あらゆる分野でナンバー・ワンという体制は堅持しなければならない」と語り、国内首位の座を守る方針を強調した。
(布施太郎 編集:田巻一彦)
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