４日午前の東京外国為替市場の円相場は、１ドル＝１１９円台半ばで取引された。

　　午前１０時現在は、前日比２７銭円高ドル安の１ドル＝１１９円５１～５３銭。ユーロは５４銭円高ユーロ安の１ユーロ＝１３３円６５～６９銭。

　　米株価の下落を背景に投資家がリスクを避ける姿勢を強め、安全な資産とされる円を買う動きが優勢だった。東京株の下落も円買いを強めた。

　　市場では「企業が年度末の決済に必要な通貨を調達する動きも目立たない。株価をにらみながらの相場になっている」（外為ブローカー）との声があった。