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[ニューヨーク 11日 ロイター] – 6日に米雇用統計が発表されるまで、多くの投資家は米連邦準備理事会(FRB)の利上げは今年1回だけだと考えていた。しかし、雇用統計が市場予想を上回る強い内容となり、債券市場では利回りが上昇、ドル高も進み、年内に複数回の利上げを見込む投資家も増えた。
雇用統計発表前は多くの投資家が利上げ時期は15年終盤と予想。年内の利上げはないとみる向きもあった。
アリアンツ・グローバル・インベスターズのポートフォリオ戦略部門責任者、クリスティーナ・フーパー氏は、雇用統計について「景気の回復ぶりを示している。市場のセンチメントを変えた」と指摘した。
国債利回りが急上昇したことで一部の投資家は過剰な国債保有を手控え、よりリスクの高い高利回り債の保有を検討し始めている。
先物市場で米10年債の売り持ちを積んでいる投機筋は、さらにポジションを積み上げるとみられる。
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのアナリストは9日、今は米短期金利の上昇に賭けるのが最も利益を得やすいタイミングだと指摘した。
FRBが今夏に利上げするとの見方を背景に、長期国債に投資するファンドからは資金が流出している。
ウェスタン・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジョン・ベローズ氏は「米国債は利回りはまだかなり低く、割高だ。社債や新興国債券にシフトする良い機会だろう」と指摘する。 続く…
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