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窪田真之の「時事深層」 (11) 資金支援するドイツをギリシャが攻撃、なぜドイツはギリシャを見捨てない!?

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窪田真之の「時事深層」 (11) 資金支援するドイツをギリシャが攻撃、なぜドイツはギリシャを見捨てない!?

 窪田真之の「時事深層」 (11) 資金支援するドイツをギリシャが攻撃、なぜドイツはギリシャを見捨てない!?

 ○ギリシャを資金支援するドイツを、ギリシャが攻撃
 
 「ドイツに対して1620億ユーロ(約21兆円)を請求する権利がある」。ギリシャのチプラス政権が2月10日、緊縮財政を求めるEUの盟主ドイツに攻撃的発言を始めたことに、世界が唖然とした。ギリシャは、どこまでポピュリズムに走るのか?
 
 債務まみれのギリシャを支援し続けているEU、その中核にあって資金を出し続けているのがドイツだ。にもかかわらず緊縮財政を迫るEUとドイツを公然と非難し、国民の人気を得て選挙に勝ったチプラス政権は、早速「ギリシャ人の誇りを守るために緊縮財政を放棄する」と宣言した。さらに第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるギリシャ占領で被った損害の賠償を請求する方針をドイツに伝えた。
 
 これを受けてドイツも態度を硬化させ、2月末のギリシャの銀行支援を延長しない可能性に言及した。ギリシャの銀行は信用不安が高まり、預金を引き出す動きが広がった。ギリシャも追い詰められ、財政改革のメニューを今後提出することに同意せざるを得なくなり、2月20日に何とか目先4カ月の資金支援延長を取り付けた。
 
 ○ギリシャ支援延長で、かえって混迷が深まる
 
 ただ、支援延長が決まっても、ギリシャに対する信用不安は収まらない。支援延長は問題解決ではない。先送りに過ぎないからだ。ギリシャ10年国債利回りは10%台の高水準に張り付いている。
 
 ギリシャ10年国債利回り推移:2013年1月~2015年3月10日
 
 2014年半ばまで、ギリシャの信用不安は緩和しつつあった。緊縮財政を続けた効果で経常収支が黒字に転換することが見えつつあったからだ。ところが、緊縮財政を拒否する政権誕生の見込みが高まった2014年後半から、不安が再燃している。
 
 ギリシャ支援延長で、EUの問題はさらに複雑になってしまった。
 
 「我々の税金を使ってギリシャを支援し続けるのはやめろ」と、ドイツ国民はフラストレーションを積もらせている。一方、財政改革の約束をさせられたチプラス政権は、「選挙公約違反、国民を裏切った」とギリシャ国内から攻撃され始めている。支援延長は4カ月にすぎない。4カ月後に再び、ギリシャ問題が火を噴くリスクを残したままだ。
 
 わがままを言い続けるギリシャにEUが弱腰を続けることで、EUに新たなリスクも生まれている。ギリシャ同様に過重債務をかかえながら緊縮財政を続けている、他のEU諸国にギリシャ同様のポピュリズムが広がりかねないことだ。…

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