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原子力規制委員会は18日、九州電力川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県)の詳細な設計内容をまとめた工事計画を認可した。工事計画は再稼働に必要な三つの許認可のうちの二つ目で、残るのは運転管理方法を定める保安規定の認可のみとなった。これを受け、九電は設備を現地確認する「使用前検査」を規制委に近く申請する。再稼働は夏以降になる見通し。
この日の規制委定例会で、事務局の原子力規制庁が1号機の工事計画の審査結果を報告。地震・津波や火山噴火、過酷事故などへの対策として九電が示した施設や機器の工事計画が、昨年9月に決定した事実上の「合格証」に当たる審査書と整合していると認めた。
非常用ディーゼル発電機などは1、2号機で共用するため、再稼働には2号機の工事計画認可も必要となる。九電は2号機の工事計画と保安規定の認可申請書(補正書)を4月中旬までに提出する。
一方、使用前検査では、原子炉本体や冷却設備などの材料や寸法、外観などをチェック。核燃料を原子炉に入れて起動した後に行う検査もあり、出力を上げ施設全体の性能を確認する。【鳥井真平】