*08:37JST やや過熱警戒の動きにも
　[本日の想定レンジ]
　　18日のNY市場は上昇。FOMCでは大方の予想通り「辛抱強くなれる」との文言は声明文から削除されたものの、4月での利上げは「可能性は低い」と言及したほか、15年のGDP成長率を下方修正したことから早期利上げ観測が後退した。FOMCの発表をきっかけに一段高となり、引けにかけても堅調推移となった。ダウ平均は227.11ドル高の18076.19、ナスダックは45.39ポイント高の4982.83。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円安の19395円。
　
　　FRBの成長率の引き下げを受けてドルが下落しており、やや利益確定の流れが先行するか。ボリンジャーバンドでは+2σに沿っての上昇が継続しているが、昨日の上昇で若干ながら+2σを超えてきており、過熱感も意識されやすい。とはいえ、ここ数日は後場に入り、先物主導によるインデックスに絡んだ商いによって強含む展開が続いている。利食い先行となりそうだが、新規の売りポジションは避けておきたいだろう。19450-19550円のレンジを想定する。
　
　[予想レンジ]
　
　上限 19550円−下限 19450円
　
　
　《TM》