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*18:05JST 23日の香港市場概況:香港ハンセン指数は反発、不動産株の上昇が目立つ
23日の香港市場は上昇。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比119.27ポイント(0.49%)高の24494.51ポイントと反発し、本土企業株で構成されるH株指数が21.42ポイント(0.18%)高の12177.82ポイントと8日続伸した。売買代金は917億4500万香港ドル(20日は1161億2000万香港ドル)。
内外環境の安定で投資マインドが上向く。先週末の米株市場が早期利上げ観測後退で買われた流れを引き継いだ。中国国内では、政策期待が強まっている。今週26~29日に開催される博鰲(ボアオ)アジアフォーラムでは、「一帯一路」(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構想やアジア太平洋自由貿易圏などが討議されるとの見通しが支援材料となった。もっとも上値は重い。本土系の銘柄群はこのところ急ピッチに上昇していたため、過熱感が強まっている。H株指数はマイナス圏に沈む場面もみられた。
ハンセン指数の構成銘柄では、不動産株の上昇が目立つ。香港拠点の信和置業(83/HK)が4.9%高、本土系の中国海外発展(688/HK)と華潤置地(1109/HK)が揃って3.2%高で引けた。本土系不動産株に関しては、福建省政府が住宅消費のテコ入れに向けた新規定を発表したことが手がかり。各地で不動産支援策を打ち出す動きが相次ぐと期待された。なお、華潤置地は23日、中国海外発展は24日に通期業績の発表を控えている。
ゼネコン各社株も高い。鉄道建設の中国中鉄(390/HK)が5.2%、同業の中国鉄建(1186/HK)が3.1%、交通インフラ整備の中国交通建設(1800/HK)が3.5%ずつ値を上げた。前述した「一帯一路」構想などにより、インフラ工事プロジェクトが増加するとの期待感が先行している。
【亜州IR】
《KO》