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*16:29JST 増配期待などへ物色意欲を高めることになりそう【クロージング】
16日の日経平均は小反落となり、8.19円安の19246.06円(出来高概算19億7000万株)で取引を終えた。先週末の米国株安の流れや過熱警戒感などから利益確定の売りが先行した。しかし、先週の主役だったファナック<6954>が、マイナスながらも底堅さが意識されるなか、寄り付き直後につけた19226.71円を底に、その後は一時19349.20円まで切り返す局面もみられた。
もっとも、全体としては高安まちまちの中、指数インパクトの大きい銘柄への利食いが散見されており、これが日経平均の重しに。規模別指数では大型株指数のみマイナスだった。ただし、ファナック、ソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>がマイナスの中での日経平均の8円安は、相当底堅いとみて良さそうだ。
明日は日銀の金融政策決定会合の結果が発表される。サプライズはないと考えられるが、連邦準備制度理事会(FRB)が17、18日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)において、米国では利上げのタイミングに関して「辛抱強くなれる」との文言が、声明文で削除される可能性が強まっている。日銀会合通過もFOMCを控え、これを見極めたいとのムードも根強く、高値圏でのこう着が続きそうである。そのため、季節要因から増配期待などへ物色意欲を高めることになりそうだ。
《KO》