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*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント~値動きの軽い中小型株に注目へ
16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・不動産や金融セクターなどの見直しも
・ドル・円は121円33銭付近、日米金融政策決定会合控えて動意薄
・メガバンクなど主力処がやや伸び悩み、後場は値動きの軽い中小型株に注目へ
■不動産や金融セクターなどの見直しも
日経平均は続伸。37.70円高の19291.95円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えている。先週末の米国株安の流れや過熱警戒感などから利益確定の売りが先行した。しかし、先週の主役だったファナック<6954>が、一時プラスに転じるなど底堅さが意識されるなか、寄り付き直後につけた19226.71円を底に、その後はプラス圏での推移に。
セクターではその他金融、不動産、銀行、空運などがしっかり。一方で、鉱業、医薬品、鉄鋼、ゴム製品、石油石炭などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超え、全体の過半数を占めている。また、規模別指数では小幅ながら、大型株指数のみがマイナス圏での推移に。
その他金融、不動産、銀行がしっかりであり、日銀の金融政策決定会合への期待感もありそう。また、セクターでは昨年3月末から先週末段階での上昇率で、精密機器78.0%、空運75.9%、電気機器75.9%の上昇に対して、石油石炭4.7%、鉱業10.2%、倉庫運輸17.8%、不動産21.2%、卸売28.4%、銀行29.9%などとなっている。原油先物相場の不透明感から資源セクターは手掛けづらいだろうが、不動産や金融セクターなどの見直しが意識されやすいところ。
その他、配当志向の物色も意識されている。利回りの高い銘柄のほか、連続で増配を実施している企業などへは、市場の関心が向かいそうである。その他、押し目買い意欲の強さも窺えるなか、足下で調整をみせている銘柄等へは、冷静に押し目拾いのタイミングを見極めたいところか。
■ドル・円は121円33銭付近、日米金融政策決定会合控えて動意薄
ドル・円は121円33銭付近で推移。ここまでのドル・円は、121円22銭から121円42銭で推移。ドル・円は、日本銀行金融政策決定会合と連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えて動意に乏しい展開。ユーロ・ドルは、1.0470ドルから1.0535ドルまで堅調推移。連邦公開市場委員会(FOMC)前のショートカバーで強含みに推移したものの、ユーロ圏金利の先安感、ギリシャ債務協議への警戒感から上げ渋る展開。…