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*09:26JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は14円安、トヨタやソフトバンクなどは強い動きに
【日経平均は14円安、トヨタやソフトバンクなどは強い動きに】
9時25分現在の日経平均株価は、19529.65円(前日比-14.83円)で推移。日経平均は小幅に反落して始まった。18日の米国市場ではNYダウが220ドルを超える上昇となったが、FRBによるGDP成長率の下方修正を受けてドルが下落しており、利食い優勢の展開にも。また、日経平均が心理的な節目の19500円に乗せてきたこともあり、目先的な達成感も意識されやすいところ。もっとも、先高期待の強い状況は変わらず、一時19500円を割り込む局面もみられたが、その後はプラスに転じる場面も。
売買代金上位では、トヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、OLC<4661>、日本電産<6594>、ファナック<6954>、村田製<6981>などが強い。半面、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、JT<2914>、ファーストリテ<9983>が冴えない。セクターでは、任天堂<7974>のインパクトからその他製品が上昇率トップ。石油石炭、鉱業、パルプ紙、精密機器、サービス、非鉄金属などが上昇。半面、その他金融、保険、銀行、証券など金融関連セクターが冴えない。
【ドル・円は119円91銭付近、米早期利上げ観測の後退でドル売り優勢】
ドル・円は120円12銭付近で推移。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文では「忍耐強いpatient」との文言が削除されたものの、経済やインフレ、FF金利誘導目標見通しを下方修正したことから早期利上げ観測が後退、ドル・円は弱含み。また、イエレンFRB議長が会見で「「忍耐強く」文言削除は性急な利上げを意味しない」と発言したほか、「輸出鈍化の一因」とドル高に言及したことも引き続きドル売り・円買い要因として意識されている。
9時25分時点のドル・円は119円91銭、ユーロ・円は130円45銭、ポンド・円は179円59銭、豪ドル・円は93円42銭で推移している。
《KO》