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*14:42JST 三機工業—再生医療向け気流改善装置「CPCube」を開発、年間5億円の受注を目指す
三機工業<1961>は19日、再生医療向け気流改善装置「CPCube(シーピーキューブ)」を開発したと発表。細胞加工の操作性に影響を与えずに作業環境の清浄化を可能とする整流装置で、2015年4月よりクリーンルームや実験施設全体での受注を目指す。受注目標は年間5億円。
新開発の「CPCube」は、クリーンルーム内に設置されているバイオハザード対策用キャビネット(BSC)に、天井から吊り下げる形で設置する整流装置。 BSCの上面からHEPAフィルタで濾過された清浄空気を集めてコントロールし、作業環境の清浄化に利用する。BSC周辺の気流改善により、クリーンルーム全体の気流が改善されるため、床面からの巻き上げ気流などによる汚染リスクを減らすことが可能になる。また、BSCの上部に取り付けるだけで使用できるため、BSCの特長である快適な細胞加工の操作性に影響を与えないという。
同社は、2015年4月より同様のBSCを使用する医薬・医療産業や研究機関へ、クリーンルームや実験施設全体での展開を図り、年間5億円の受注を目指す。なお「CPCube」は、現在特許出願中。
三機工業は、空調、衛生、電気、情報通信など建設総合設備工事を手掛ける。2015年3月期の期末配当は、普通配当7.50円に創立90周年記念配当5円を加えた12.50円を実施予定。
《AK》