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*16:00JST 「くりっく365」「くりっく株365」ともに月末時点の証拠金預託額は上場来最高
東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、2月の取引数量は前月比25.5%減の269万4265枚。1日の平均取引数量も13万4713枚と前月比では21.8%の減少となったが、月末時点の証拠金預託額は2559億円と月末時点ベースでは上場来最高となった。
一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、2月の取引数量は前月比27.0%減の54万3546枚。1日平均取引数量も前月比23.3%減の2万7177枚となったが、月末時点の証拠金預託額は287億円と「くりっく365」同様、月末時点ベースでは上場来最高となった。
1月はスイス国立銀行が対ユーロでの上限を突然撤廃したことから、スイスフランが歴史的な急騰を見せるなど波乱の展開となったとなったことで、短期的な急動意を好む個人投資家の一部が積極的な売買を実施した。一方、2月は、ギリシャによるユーロ離脱が警戒されてユーロ・円が動いたものの、ドル・円は上下4円(1月は5円、昨年12月は6円)の値動きに留まったことなどが商い減少の要因と思われる。
株式市場では、2月の日経平均は1000円超の上昇となったが、15年ぶりの高値圏で推移していることや、じり高でボラティリティが低下していることなどから参戦を見送る投資家が増えたようだ。ただ、「くりっく365」「くりっく株365」ともに証拠金預託額は上場来最高。これは相場が動いたタイミングで売買を仕掛けようという投資家が多いことを示唆しているとも読み取れる。逆張りスタンスの投資家は下げ局面を虎視眈々と狙っている様子だ。
《MT》