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[パリ 15日 ロイター] – フィンランドの通信機器大手ノキア(NOK1V.HE: 株価, 企業情報, レポート)は15日、同業の仏アルカテル・ルーセント(ALUA.PA: 株価, 企業情報, レポート)を買収することで合意したと発表した。買収価格は156億ユーロ(165億8000万ドル)で全て株式交換方式で行う。
ノキアはアルカテルの株主に対し、1株につき新会社の株式0.55株を割り当てる。これにより出資比率はノキアが66.5%、アルカテルが33.5%となる。
経営統合は2016年上半期に完了するとしている。
売上高は約260億ユーロ、従業員数11万4000人となる。
バーンスタイン・リサーチによると、新会社はワイヤレス通信機器市場で35%のシェアを握る。中国・華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL] の20%を上回り、40%を占めるスウェーデンのエリクソン(ERICb.ST: 株価, 企業情報, レポート)に次いで2位につける。
*内容を追加します。
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[東京 15日 ロイター] – 経済産業省が所管する産業構造審議会は15日、商務流通情報分科会情報経済委員会で、あらゆる機器がネットにつながる「インターネット・オブ・シングス(IoT)」に対応するための施策について中間とりまとめを行った。
その中でまず、最近のデータ量の爆発的な増大などが世界各国でビッグデータや人口知能を活用したビジネスモデルの革新を生み出していることから、「日本は既存ビジネスのやり方に固執していては変化に対応できず、その国際競争力は大きく低下する恐れがある」と危機感を示した。
そのうえで、実世界のあらゆるモノに関するデータの収集蓄積が付加価値を生み出し、それがさらに情報として収集されるという好循環を起こすためには、1)クラウド技術や人口知能などの情報処理技術、2)大容量通信などネットワーク技術、3)センサーなどデバイス技術──の3つについて、バランスのとれた進化と組み合わせによる新産業の創出が絶対条件だとした。
こうした構造変化を背景に、個人のデータについて、データ利用とプライバシーの相克といったグレーゾーンで仮に問題が起きたときは、米国企業は法廷闘争の姿勢で臨むのに対し、日本企業はコンプライアンス重視の観点から、事業化を見送る傾向が強いと指摘。スピード感をもってマーケットのシェアを取ることに劣後してしまうと危機感を示した。また、プライバシーなどに絡むデータの二次利用など、ルール策定を早急に進めていくことが重要になるとした。
こうした問題意識を踏まえ、今後の具体的施策の方向性として、次のような内容を含めて、とりまとめた。
・本年度内に、データ駆動型社会に対応した規制の見直しや、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の機能強化について検討を行い、結論を得る。
・年内に「CPS協議会」(CYBER PHYSICAL SYSTEM、主に製造プロセスでデータの収集・蓄積・解析結果を現場にフィードバックする取り組み)を創設する。
・株式市場を通じて企業の行動を促すために、すでに東京証券取引所とともに開始した「攻めのIT経営銘柄」の取り組みをさらに発展させるため、攻めのデータ経営を表す指標の策定を行い、データ活用・投資について、投資家などに対し経営計画の策定などを通じてディスクロージャーを促進する。 続く…
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[オタワ 14日 ロイター] – カナダ財務省高官は14日、中国が主導して設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、カナダ政府が参加を積極的に検討していることを明らかにした。
ただ、カナダ政府はAIIBの企業統治がこうした機関に求められる高い水準を満たしていることを確認したいとした。
また、今週ワシントンで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議については、外国為替市場でのリスクの高まりなどが議題に上るとの見方を示した。
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*12:50JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は5円安、ファーストリテが冴えない
【日経平均は5円安、ファーストリテが冴えない】
12時49分現在の日経平均株価は、19902.86円(前日比-5.82円)で推移。日経平均は小幅ながら下げに転じて始まっている。ランチタイムの225先物は19900-19920円辺りでの狭いレンジ取引が継続。昼のバスケットは小幅に売り越しとの観測。円相場は1ドル119円60銭辺りと、朝方からはやや円安に振れて推移している。
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>が引き続き堅調なほか、KDDI<9433>、ファナック<6954>がしっかり。一方でファーストリテ<9983>が冴えない展開に。セクターでは鉱業、空運、情報通信、保険、陸運が堅調。一方で、医薬品、パルプ紙、ゴム製品、その他金融、証券、倉庫運輸などが小安い。規模別指数では大型株指数のみがプラス圏で推移している。
【ドル・円は119円66銭付近、米国10年債利回りの低下などで上げ渋る】
ドル・円は119円66銭付近で推移。ドル・円は、米国10年債利回りが低下していること、東京株式市場が上げ渋る展開となっていることで上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.0625ドルから1.0654ドルで推移。欧州中央銀行定例理事会を控えて動意に乏しい展開。ユーロ・円は、127円11銭から127円24銭で推移。
12時49分時点のドル・円は119円66銭、ユーロ・円は127円18銭、ポンド・円は176円55銭、豪ドル・円は90円91銭で推移。上海総合指数は、4089.52(前日比-1.11%)で前引け。
《KO》
ヤマハ・スーパースポーツのトップエンドモデル「YZF-R1」が、2015年モデルで大きく変わった。今春の大阪&東京モーターサイクルショーでもひときわ注目されていた噂のニューマシンだ。
速さを徹底追求した結果、開発の軸足をサーキットに置いたことで、Moto GPマシン「YZR-M1」からの影響がこれまで以上に多い。”M1″が培ってきたレーシングテクノロジーを全身に受け継いだ、正真正銘のピュアスポーツとして生まれ変わっている。
まず、スタイリングから見ていこう。言うまでもないだろう、”M1″にそっくりだ! ”Speed Racer”をコンセプトに水平基調のデザインとしたカウルは表面積を最小化し、軽量・スリム・コンパクトを実現。フロントマスクは、歴代”R1″のデュアルライトを受け継ぐものの、ヘッドライトの存在を感じさせないレーサールックへと一新。センターダクトをはじめ、中央が高いカウルやスクリーン、幅広のシートなど「YZR-M1」のエッセンスをそのまま採り入れた。
コンパクトな新エンジンを活かした前面投影面積を小さく抑えたデザイン。空気抵抗を極限まで小さくし、高性能を追求。エンジンの幅を34mm狭めたことで、車幅が25mmスリムになっている。
もちろん外観だけではない。新設計のエンジンにもまた「YZR-M1」のテクノロジーが惜しみなく投入されている。吸入空気量を向上し、ポンピングロスの低減を徹底した998cc水冷4ストローク直列4気筒4バルブ・クロスプレーン型クランクシャフトエンジンは、自然吸気としてはトップレベルの200psを発揮。2014年型と比較するとパワーは約18psの上乗せ、エンジン単体重量では約4kg軽量化を果たし、エンジン幅は34mmスリムに仕上がっている。クラッチは14年型より7%小型化され、19%の軽量化を実現した「アシスト&スリッパークラッチ」を採用した。
吸排気バルブの駆動には、YZF-Rシリーズ初となるロッカーアーム駆動方式を導入。ロッカーアーム摺動部にはDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングが施され、低フリクション化することで優れたバルブ追従性を確保した。
クラッチは「アシスト&スリッパークラッチ」を採用。小径で軽量ながら、高出力に見合ったクラッチ容量を確保できる。2014年型と比べ、19%の軽量化と、約7%の小径化を実現した。
燃料供給システムはスロットルバルブ駆動を「YCC-T」(ヤマハ電子制御スロットル)で制御し、バルブの傘裏を狙って燃料を噴射する2方向・12孔ツインインジェクターを採用。…