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カシオ計算機は3月31日、アナログBluetoothウオッチ「EDIFICE EQB-510D/ECB-500D」を発表した。EQB-510Dは4月24日、EQB-510Dは5月の発売で、価格はそれぞれ4万円~、3万5000円~(税別)。
両モデルのベースとなっているのは、AndroidやiPhoneなど、スマートデバイスとBluetoothでつながる時計「EDIFICE EQB-500」。スマートデバイスに専用アプリをインストールしておくと、時計側のBluetoothボタンを押すだけでペアリングが行われるというもので、アラームを設定したり、時刻合わせをしたりといった従来アナログ時計では面倒だった操作が、スマホアプリから行えるのが特徴だ。
EQB-500では、メインダイヤルとインダイヤルでホームタイムとワールドタイムを表示できるようになっているが、EQB-510D/ECB-500Dではこの機能を一歩進めて、ホームタイムとワールドタイムの入れ換えをアプリから簡単に行えるようにした。
なお兄弟モデルとして、F1・レッドブルレーシングチームとのコラボモデル「Infiniti Red Bull Racing Limited Edition EQB-510RBM-1AJR」も発売された(6万7000円、税別)。EQB-510Dをベースにしており、グレー+ローズゴールドのデザイン。同チームのイメージカラーである、ブルー&レッド&イエローが、針などのパーツに配されている。
食品を中心とするスーパーマーケットチェーンを展開するライフコーポレーションは4月10日、2015年2月期通期の連結決算を発表した。消費税増税の影響を最小限に防いだことなどから増収増益となった。
2015年2月期の営業収益は5849億8400万円(前期比9.4%増)。東京、大阪を中心に9店舗の新規出店や既存20店舗の改装が寄与したことに加え、増税の影響による落込みが想定より小さかったことなどが売り上げ増につながった。部門別売上高では生鮮食品部門が2321億3000万円(同12.0%増)と最も伸びた。
営業利益は108億7200万円(同42.4%増)、経常利益は110億1000万円(同42.9%増)、当期純利益は52億1300万円(同37.3%増)だった。電気料金値上げによる経費増や新規および改装店舗の償却費の増加などがあったが、コストの適正化により経費増の圧縮に努めた。
2016年2月期の業績予想については、営業収益が6160億円(前期比5.2%増)、営業利益が110億円(同1.6%増)、経常利益が110億円(同0.7%増)、当期純利益が52億円(同1.7%減)になると見込んでいる。なお、連結子会社だった日本フードを合併したことに伴い、来期は非連結となる。
*17:54JST タカショー Research Memo(7):ガーデニング業界の近代化への強い思いから創業、事業基盤を拡大
■沿革と業績推移
(1)沿革
タカショー<7590>は、1980年に現代表取締役社長の高岡伸夫(たかおかのぶお)氏によって、造園及び庭園資材の販売を目的として、和歌山県海南市に設立された。父親が営んでいた高岡正一商店(竹垣などを結ぶのに使うシュロ縄等の卸売業を行う個人商店)の事業を発展させ、ガーデニング素材を販売するのみならず、ライフスタイル全般の提案を通じて、全国規模の事業展開を目指すことが設立の経緯であった。社名の由来は、高岡正一商店の短縮形として名付けた。
その後、「ガーデニング業界を近代化し、市場を自ら創っていきたい」という強い思いに支えられ、全国各地に営業所や配送センターを設けながら、順調に事業基盤を拡大した。バブル経済やガーデニングブームなどの追い風もあったものの、「やすらぎのある空間づくり」という一貫したコンセプトに基づき、独自性の強い商品の開発や啓発活動を続け、着実に市場を創造してきたことが同社の成長を支えたと考えられる。1998年には業界で初めて店頭公開(現東証JASDAQ市場に上場)を果たした。
海外展開にも積極的であり、1995年に中国天津に販売子会社を設立すると、その後は相次いで、台湾、オーストラリア、ドイツ、韓国、ベトナム、英国等に拠点を構え、海外展開の基盤を構築していった。
また、2001年にガーデンライフスタイルデザイン研究所を大阪府に開設したほか、2010年には、業界における資格制度として「エクステリア&ガーデンライティングマイスター制度」を立ち上げるなど、業界のリーディングカンパニーとしての活動も行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
《FA》
「トレジア」のアイドリングストップ機能付車両に不具合が判明したことから、車両供給元のトヨタ自動車より国土交通省にサービスキャンペーンを通知した。不具合は以下の2点。
(1)エンジン制御用コンピュータのアイドリングストップ用始動プログラムが不適切なため、エンジン冷間状態でアイドリングストップ後、短時間で再始動すると、エンジン回転が安定せず自動的に再始動しないことがある。
(2)アイドリングストップ制御用コンピュータのプログラムが不適切なため、アイドリングストップ後、エンジン回転が低下する前に再始動すると、自動的に再始動しないことがある。
いずれの場合も、NもしくはPレンジにシフトし、始動操作を行うことで再始動は可能。(R+編集部)
【発 表 日】2015/02/05
【企 業 名】富士重工業株式会社
【キーワード】サービスキャンペーン、国交省、国土交通省、エンジン、コンピューター、コンピュータ、アイドリングストップ、富士重工、富士重、スバル
【 ジャンル 】自動車
【 関連情報 】
http://www.fhi.co.jp/recall/sc_data/15-02_05.html
・トヨタ 2車種 アイドリングストップ車 再始動不具合■詳細はこちら
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吉野家ホールディングスが4月10日に発表した2015年2月期の連結営業利益は前年同期比61.3%増の35億1500万円になった。主力の牛丼チェーン「吉野家」が商品の値上げなどで収益を拡大した。
吉野家ホールディングスの連結売上高は1800億3200万円(前年同期比3.8%増)、連結経常利益は39億9300万円(同22.1%増)、連結当期純利益は9億4100万円(同34.8%増)となった。
主力事業である吉野家は、売上高が対前年同期比2.5%増の953億1800万円、セグメント利益は同41.3%増の40億6100万円だった。2度の価格改定や「牛すき鍋膳」などの好調な売れ行きが増収増益につながった。吉野家は2014年4月1日に消費税増税および原材料の高騰を理由に商品を値上げ。同年12月には再び値上げに踏み切った。例えば、メイン商品である牛丼並盛の価格(税込)は280円から300円、さらに300円から380円に値上げされている。
讃岐うどんチェーンのはなまるは、売上高が201億7500万円(対前年同期比6.8%増)、セグメント利益は9億1500万円(同17.8%増)となった。季節ごとの新商品メニューが高評だった。
ステーキショップなどを運営するどんは、売上高が237億9300万円(同7.4%増)だったが、食材原価の高騰によりセグメント利益は2億8600万円(同31.0%減)に下げた。
すし専門店を展開する京樽は、売上高が245億3700万円(同3.4%増)、セグメント利益は2億5500万円(同2億3000万円の増益)となった。
海外事業について、売上高は142億8100万円(同14.5%増)、セグメント利益は6億4600万円(同125.8%増)となった。米国でのクーポンセールが人気だったほか、アジアヨシノヤインターナショナルを設立し、海外主要エリアでの現地経営体制を確立した。
2016年2月期はグローバル展開を加速する。連結業績予想は、売上高1850億円、営業利益30億円、経常利益34億円、純利益8億円と、増収減益を見込む。