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就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第11弾では、「エントリーシートで聞かれる設問」について聞いた。
◆息子がエントリーシートを書けないというのだけど、そもそも何が聞かれるの?
エントリシートは企業の選考を受ける上で必ず提出するといっていい書類のことです。あまり聞きなれない方もいらっしゃるかと思いますが、役割は履歴書とほぼ同じです。違いとしては、会社ごとに聞かれる設問や、設問のボリューム=文字数などです。会社オリジナルの履歴書のことをエントリーシートと考えるとよいかと思います。
エントリーシートは会社によって聞かれる設問や、設問のボリュームなどが違うと書きましたが、主には3つのことが聞かれます。(1)自己PR・強み、(2)学生時代がんばったこと、(3)志望動機、です。もちろん、すべての会社のエントリーシートで必ず聞かれるわけではなく会社によって異なるわけですが、大きくはこの3つに分けることができます。
つまり、(1)自己PR・強み、(2)学生時代がんばったこと、(3)志望動機の3つさえ整理しておけば、基本的に問題ないわけです。その中でも優先順位をつけて準備をするなら、(3)志望動機は会社によって異なり個別に準備をする必要があるので、まずは(1)自己PRと(2)学生時代がんばったこと、の準備を優先するべきでしょう。
特に学生時代がんばったことはないしPRできることもないので、それすらも書けないというお子さまがもしいたら、大学生活という大きいくくりでみるのではなく、たとえば、ゼミやサークル、アルバイト単位だったり、授業単位だったり、過去の取り組みが具体的にイメージしやすいように声をかけてあげる=質問してあげるとよいと思います。過去を振り返ってみて何もしてきていないということはありないので、本人がイメージできるように質問を投げてあげると思います。
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リセマム連載「保護者の就活」は、就活生や就活を控える学生の保護者からの質問に対し、キャリアコンサルタントであり就活塾「MyCareerCenter」代表でもある高嶌悠人氏がアドバイスや適切な回答を行うシリーズ。
学生や保護者からの就活に関する質問は、「MyCareerCenter」お問い合わせフォームで随時送信が可能になっている。