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震災遺産として公園に設置されたパトカー。避難誘導中に津波にのまれ、警察官2人が殉職した=16日午後、福島県富岡町
東日本大震災で避難誘導中に津波にのまれたパトカーが16日、震災の記憶をとどめる遺産として福島県富岡町内の公園に設置され、町主催の式典が開かれた。行方不明の警察官の両親は「震災を風化させてはいけない。こういう警察官がいたことを分かってほしい」と話した。
2011年3月11日、増子洋一警部補=当時(41)=と佐藤雄太巡査長=同(24)=は、パトカーに乗って住民避難を促している際、津波の被害に遭ったとみられる。増子さんの遺体は見つかったが、佐藤さんの行方は分かっていない。
パトカーは車体がひしゃげて屋根やドアがなくなり、津波のすさまじさを物語る。東京電力福島第1原発事故による避難指示区域の浜辺で風化が進んでいたが、有志の要望で町などが保存を決めた。