社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
6日午前10時50分頃、三重県紀北町紀伊長島区島原の山中に新日本ヘリコプター(東京都江東区)のヘリコプターが墜落した。
ヘリは大破して炎上し、乗員2人が死亡した。県警は、現場近くの送電線に接触したのが原因とみて業務上過失致死容疑で捜査する。運輸安全委員会は、航空事故調査官3人を現地に派遣した。
県警によると、死亡したのは機長の阿河(あが)吉文さん(53)(愛知県北名古屋市薬師寺山浦)、整備士の藤本祐毅(ゆうき)さん(41)(千葉県市川市南行徳)。阿河さんは勤続20年で飛行歴約6800時間のベテラン。機体は、最大22人が搭乗できる輸送機AS332L1だった。
同社などによると、ヘリは昨年10月以降、県企業庁の水力発電所「大和谷発電所」(三重県大台町)から撤去した配電線などを紀北町の作業場に輸送していた。
この日は午前8時過ぎ、愛知県豊山町の県営名古屋空港を出発。事故直前は同作業場の上でホバリングし、地上で整備士2人が荷降ろしをしていた。その後、燃料補給のため近くのヘリポートに向かおうとしたところ、地上約300メートルの送電線に接触したとみられる。津地方気象台によると、現場周辺は曇り時々晴れで、風も穏やかだった。