社会そのほか速
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南米最大の都市サンパウロにて、母親のおっぱいを保護する法律が作られることになった模様だ。
ブラジル女性モデルのプリシラ・ナバロ・ブエナは、博物館で7カ月の娘に授乳したところ、警備員によって強く非難されたという。
彼女はこれを不条理だとし、公共授乳の自由を求める抗議行動に参加するようになった。
母乳育児は健康上の利点が広く認識されているにも関わらず、実際には好奇の目で見られたり、偏見による不当な差別を受けることが多い。
抗議に参加した母親たちは「母乳育児は私の権利だ」と主張した。
これらの状況を受け、サンパウロ政府は、母親が公共の場で授乳する権利を保護する法律を世界で初めて承認したのである。
例えば、レストランで赤ちゃんに授乳する女性に店員が「他のお客様のご迷惑になりますので」などと声をかけて阻止した場合、その店に対して約1万8000円の罰金が課せられる。
世界各地で授乳に対する偏見や差別をなくそうという運動が広がっている中、母親たちにとって嬉しいニュースとなった。
近い将来、日本でも、街で気軽に授乳する母親の姿を頻繁に見かけるようになるかもしれない。