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北陸新幹線の長野―金沢間228キロが14日、開業した。
東京―金沢間(450・5キロ)は、これまでより約1時間20分短縮され、最速2時間28分で結ばれた。東京―富山間も約1時間短縮され、2時間8分となった。東京―長野間は1997年に開業しており、18年ぶりの延伸。整備新幹線の開業は、2011年3月の九州新幹線(博多―新八代)以来となる。
国は1972年、北陸経由で東京―大阪間を結ぶ基本計画を決定し、翌73年、正式に整備計画として決めた。財政難などで計画は大幅に遅れたが、89年に高崎―軽井沢間が着工し、長野五輪を翌年に控えた97年10月に長野まで開通した。一時は在来線と同じレール幅のスーパー特急方式での建設が決まったが、結局、フル規格整備となり、基本計画から43年を経ての金沢開業となった。22年度には、金沢―敦賀(福井県)間の延伸が予定されている。
東京―金沢間は、最速型の「かがやき」の定期列車が1日10往復、停車駅が多い「はくたか」が14往復する。富山―金沢間を18往復する「つるぎ」もある。6月末まで多くの臨時列車が増発され、ゴールデンウィークには「かがやき」は定期列車を含め1日最大18往復となる。
列車はJR東・西日本が共同運行し、最高時速260キロの新型車両「E7系」「W7系」を使用。外観には、北陸の空をあらわす青や伝統工芸をイメージした銅色をあしらった。座席幅が広い最上級車両「グランクラス」も導入された。