社会そのほか速
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広島市中心部に9日朝、イノシシが出没し、警察官らが約3時間がかりの“大捕物”を展開した。
県などによると、市中心部に現れるのは珍しいという。けが人はなかった。
午前4時50分頃、「南区皆実町でイノシシが北に向かっていった」との110番があった。午前7時20分頃には中区上幟町の市道で住民が目撃し、駆けつけた広島中央署員が同区基町の県庁敷地内で発見。通勤客らに注意を呼びかけながら、原爆ドーム付近や鷹野橋の辺りを経由して南下するイノシシを約2キロにわたって追跡。午前8時20分頃、同区東千田町の広島大跡地に追い込んだ。
午前10時頃に市職員が吹き矢で眠らせて捕獲し、県猟友会のメンバーが殺処分した。同署などによると、イノシシは体長1・1メートル、体重80キロのオスだった。
県自然環境課の菅原基晴課長は「山はエサの少ない時期だが、市街地に出没するのはあまり聞いたことがない。突発的に市街に出てしまい、パニック状態になったのでは」と話した。