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国内の生態系や人の健康に被害を及ぼす恐れのある外来生物について、環境省が初めてリストを作り、公表しました。
策定された外来種リストには、429種類の動植物が掲載されています。このうち鋭い爪と強靭なあごを持ち、人に危害を加える恐れのある「カミツキガメ」や強い毒性を持ち、去年、都内でも見つかった「セアカゴケグモ」、農作物や生態系に被害をもたらす「アライグマ」など50種は特に対策の緊急度が高く、積極的に駆除などをする必要があるとしています。
また、ペットとして輸入されましたが、定着し、在来の鳥類を駆逐する恐れがある「ガビチョウ」や「ハクビシン」なども掲載されています。環境省はリストをもとに、外来種対策を進めていくとしています。(26日17:47)