社会そのほか速
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皇太子さまは5日、千葉県君津市の新日鉄住金君津製鉄所を訪れ、溶鉱炉工場や鋼材の加工作業などを視察された。実際に原材料の鉄鉱石も手に取り「重たい石ですね」と驚いた様子だった。
皇太子さまは、赤いヘルメットに紺のジャンパー姿で見学し、溶鉱炉が入る高さ約125メートルもある建屋の前で製鉄工程の説明を受けた。
板状の鋼材を約1200度まで熱して薄く加工する熱延工場を見た後は、移動用のマイクロバスの中で「迫力のあるプロセスですね」と感心していたという。
自動車の燃費を向上させるため、軽くて強い鋼材の研究開発を行う施設は特に興味があったようだ。