社会そのほか速
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体育祭の騎馬戦で落下し、下半身がまひしたのは学校が安全配慮義務を怠ったためとして、福岡県立高校の元生徒の男性(29)と両親が、県に約2億9千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁(永井裕之裁判長)は3日、福岡県に約2億円の支払いを命じた。
訴訟で男性側は「学校は十分な事前練習や危険性の周知などをしていなかった」と主張していた。
訴状によると、高校3年だった2003年9月、騎手として騎馬戦に出たが、地面に落下し、首を骨折した。首から下がほとんど動かなくなり、車いすで生活している。