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札幌と東京を結ぶ寝台特急「北斗星」の定期運行としては最後の列車が13日、JR札幌駅と上野駅をそれぞれ出発した。寝台特急の代名詞として親しまれた「ブルートレイン」では現役最後の列車。札幌駅のホームには約1000人のファンが訪れ、定刻より2分遅れの午後5時14分、拍手を浴びながら発車した。
北斗星は1988年3月、青函トンネルの開通に合わせて運行を開始した。札幌−上野間約1200キロを16時間かけて走ってきた。定期運転の終了後も4月から8月までは週3往復程度、臨時列車として運行する。
この日は、12日午前に大阪を出発した最終運行の「トワイライトエクスプレス」も、22時間の旅を終えて札幌駅に到着し、26年間の歴史に幕を下ろした。また「赤電」として道民に親しまれた711系もラストランを迎えた。
寝台特急が走行する青函トンネルでは、来年3月に開業する北海道新幹線(新函館北斗−新青森)の試験走行が行われている。このため、14日のダイヤ改正に合わせて寝台特急の廃止が決まった。【小川祐希、久野華代】