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名古屋港の高潮防波堤の海上部分(全長約2.6キロ)を約2メートルかさ上げして、海面から高さ約6.6メートルとする補強工事が完成し、7日、名古屋市港区で式典が開かれた。南海トラフ巨大地震などの発生時に、液状化で防波堤が沈下しても津波を食い止める狙いがあり、国土交通省中部地方整備局が工事を進めていた。
高潮防波堤は1964年の完成で、老朽化していた。南海トラフ巨大地震時の被害予測では約3メートル沈下し、かさ上げしなければ津波が防波堤を越す恐れが指摘されていた。
中部地整は、かさ上げに耐えられるよう、堤防内部に詰める砂にコンクリートを混ぜるなどの補強も進めた。2015年度は陸上部分(全長約1.9キロ)のかさ上げ工事をする。【岡大介】