社会そのほか速
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大阪市の橋下徹市長は23日、市立住吉市民病院(大阪市住之江区)の閉院時期を、来年春から1年半〜2年程度延長する方針を、市議会各会派に伝えた。閉院後の跡地には、民間病院を誘致することになっていたが、公募が2回にわたって失敗するなど難航。市議会が閉院時期の見直しを迫っていた。
住吉市民病院を巡っては、市が約2キロ離れた府立病院と機能統合し新病院を開設する計画を表明。市議会は「小児医療などの受診機会が減る」などの地元住民の懸念を受け、跡地への民間病院誘致を条件に閉院を認めた。
だが公募は2回連続で失敗。橋下市長は個別に事業者と交渉する方針を示したが、来春の誘致は事実上、困難になっていた。一方、市議会は今月13日、市が2015年度当初予算案に計上した新病院の整備費約5億3900万円を可決したが、大阪維新の会を除く全会派の賛成で「閉院時期の見直し」などを求める付帯決議をつけていた。【山下貴史】