社会そのほか速
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上村遼太さんが殺害された事件を受けて文部科学省は9日、学校と警察の連携状況について全国の小中高校を調査することを決めた。今回の事件では、事件前に学校から警察に上村さんの不登校は報告されたが、事件に巻き込まれる可能性までは把握し切れず、緊急対応の対象外だったことが問題視されている。同省は調査を踏まえ学校と警察の連携のあり方の見直しなど再発防止策を検討する。
調査する項目は、学校と警察で構成する「学校警察連絡協議会」の設置状況や情報共有の実態など。同協議会は地域ごとに学校や警察などで構成する任意組織で、犯罪防止に向け定期的に情報交換や地域内の巡回をしている。警察庁の調べでは、全国の小中高校の97%が加入している。川崎市教育委員会によると、同市内の全小中・高校が加入しているが、犯罪性が明らかではない場合には個人情報保護のため実名での情報共有が難しいなど、運営面の課題が指摘されている。【三木陽介】