社会そのほか速
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兵庫県洲本市の民家2軒で9日、計5人が刃物で刺され死亡した事件。犠牲になったのは地域で慕われるお年寄りたちだった。地域で起きた悲劇に、住民らはやりきれない思いを募らせている。
家族4人のうち3人が犠牲になった平野浩之さん方。浩之さんは地域の世話役として、町内会の副会長を務めていた。近くの男性は「責任感が強く、恨まれるような人ではないのになぜ」と声を詰まらせた。浩之さんの妻方子さんは洲本市社会福祉協議会に勤め、介護サービスの調整を担当していた。浩之さんの母静子さんは約10年前に夫を亡くし、町内会の行事に度々参加していた。
夫婦で犠牲になった平野毅さんと妻恒子さん。毅さんは洲本市役所で市民課長などを務め、定年退職した。近くのリフォーム会社の男性によると、孫と一緒に住むため、昨秋から自宅を改装していたという。男性は「トラブルなんて聞いたことない。気の毒でならない」と声を落とした。