社会そのほか速
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2勝2敗のタイで迎えた渡辺明王将(30)と挑戦者・郷田真隆九段(43)の第64期王将戦七番勝負第5局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、囲碁・将棋チャンネル、佐渡汽船協賛、新潟県佐渡市・市教育委、日本将棋連盟佐渡支部共催)は13日、佐渡市の「両津港海鮮横丁きん亭」で2日目の対局が始まった。
8期ぶり3回目の佐渡島対局である。記録の真木野芳紀初段が読み上げる前日の手順を再現し、立会の田中寅彦九段が封じ手を開け、「4六角です」と読み上げた。
今期3度目の角換わり戦から1日目に指し手は50手進んだ。郷田が50手目に角の動きを問う6三歩と新たな試みを見せ、渡辺は4六角と引く手を選んだ。控室はあまり予想していなかった手だった。
郷田もこの手を見て長考に沈み、1時間20分使って7五歩の突き捨てから2七角と打ち込み、反撃に出た。双方の角が盤上に放たれ、中盤の難所を迎えている。【山村英樹】