社会そのほか速
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男性デュオ、CHAGE and ASKAのASKA元被告(57)が19日、東京地裁で開かれた、自身に薬物を譲り渡したとされる麻薬取締法違反の罪に問われた暴力団幹部の公判に証人として出廷し、入手ルートや使用頻度などについて生々しく証言した。
懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受けてから6カ月。ASKA元被告が再び証言台に立った。
この日の公判で検察側は、指定暴力団住吉会系組幹部安成貴彦被告(47)がASKA元被告に合成麻薬MDMAと覚せい剤を譲り渡したと主張。安成被告は「身に覚えがないこと」などと起訴内容を否認しているため、検察側は安成被告が薬物を譲渡したことを立証するためにASKA元被告に証人として出廷を申請した。
午後1時半に開廷し、裁判官から「名前などは書いてある通りですね」と問われるとASKA元被告は「はい」とはっきり聞き取れる声で返答。「宮崎重明です」と本名も述べ、マイクを通してはいたものの全盛期の歌手時代をほうふつとさせる張りのある声だった。
ASKA元被告は検察からの尋問に答える形で、使用していた頻度などを具体的に答えた。1回に購入する量は3グラム。金額は30万円で、仲介人への報酬として6万円を上乗せし、1回に36万円を渡していたという。10日で3グラムを使い、1回に0・1グラムを“あぶり”と呼ばれる手法で吸引していたという。1日に3回使用していたという。
検察側から「量が多くないか」と指摘されると、ASKA元被告は「その当時はそうだった」と答えた。
証言台を囲むように「コの字」型のついたてが置かれ、傍聴席からはASKA元被告の様子は見えなかった。傍聴人が入廷した時にはすでに元被告も入廷。退出の際はアコーディオンカーテンで元被告の姿を刑務官が隠し、徹底的に配慮されていた。