時事通信 2月15日(日)15時58分配信
【ソウル時事】韓国のソウル中央地検は15日、ドイツの売り場でライバル社製の洗濯機を
壊したとして、家電大手LG電子のホームアプライアンス事業本部長らを器物損壊の罪で在
宅起訴したと明らかにした。聯合ニュースが報じた。
検察によると、本部長と常務は昨年9月、ベルリンの2カ所の家電売り場で、ライバル会社
サムスン電子のドラム式洗濯機3台の扉の連結部分を壊した。本部長はまた、問題発覚後、
壊された洗濯機自体に欠陥があったと虚偽の事実を記載した報道資料を配ったとして、専
務と共に名誉毀損と業務妨害の罪でも在宅起訴された。
防犯カメラには、開いた状態の洗濯機の扉を本部長らが両手で下に押す様子が映っており、
検察は故意に壊したと判断した。