調理と製菓を専門に学んだ生徒が、料理で両親や教師に感謝を伝える謝恩会が十四日、岐阜市細畑の城南高校であった。三年生
百二十二人が、保護者ら二百人をもてなした。
調理科は、固結びにした紅白のかまぼこを添えた貝柱のニンジン焼きや、ホウレンソウの色素で緑に色付けしたみそを載せた
木の芽田楽など二十一品を用意。竹やガラスの上に盛り付け、保護者らを目でも楽しませた。
製菓科は、生地に桜を練り込んだロールケーキなど春らしい二十六品を提供。出来たてを食べてもらおうと、目の前でクレープを焼く
生徒もいた。
製菓科三年朝日千晴さん(18)は「甘さと酸味のバランスにこだわって考案した」というイチゴのムースを出品。来場した母の留美さん
(42)は「お店に並んでいるような出来栄えで感激した。三年間の努力が伝わってきます」と味わっていた。
(松野穂波)
ソース(中日新聞) http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20150215/CK2015021502000009.html
写真=ケーキを取り分け、来場者に手渡す朝日千晴さん(左)=岐阜市細畑の城南高校で
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20150215/images/PK2015021402100182_size0.jpg