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教員免許状を偽造して小学校で授業をしていたとして、川崎市教育委員会は2日、同市麻生区の市立小学校男性教諭(35)を
2006年4月の採用時にさかのぼって任用無効の処分にした。市教委は同日、有印公文書偽造・同行使の疑いで県警に刑事告発した。
市教委教職員課によると、同教諭は05年度の市教員採用選考試験に合格し、06年4月に小学校教諭として任用された。市教委は
これまで2度にわたり免許状の提示を求めたが、偽造を見抜けなかった。今年1月に免許更新事務を行う県教委から同教諭の登録情報がない
との連絡を受け、不正が発覚。市教委の聞き取りで偽造を認めた。
同教諭は「教員免許に必要な単位を修了した大学での一括申請の手続き期日に間に合わなかった。しかし、川崎市立小学校の試験に
合格していたので偽造してしまった」などと説明。実際に取得している中学校と高校の教員免許を基にカラーコピーで偽造したとみられる。
市教委は、教員免許状の信頼を損なう行為で重大な事案として刑事告発を決めた。市教委は「新卒採用時に免許状に加え、免許状
授与証明書の提出も求めるなどチェック方法を見直し、再発防止に努める」としている。
http://www.kanaloco.jp/article/84916/cms_id/128984