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朴槿恵(パク・クネ)大統領を批判する内容のビラ数百、数千枚が一日も欠かさずソウル都心にまかれている。 先月25~28日、4日連続
で大統領府近隣はもちろん、ソウル江南(カンナム)・明洞(ミョンドン)・新村(シンチョン)など流動人口の多い場所に奇襲的にまかれた。
警察は“心気警護(大統領の気持ちの安全まで確保するための警護)”という非難をよそに、建造物侵入や軽犯罪法違反(ゴミ無断投棄)
の疑いで捜査しているが、ビラを作りばら撒いた人々が誰なのか、身元すら把握できずにいる。
ビラに書かれた「民主主義を念願する市民」という字句が彼らの正体に関する情報の全て。 過去に似た内容のビラをまいた団体は
「私たちは匿名ではビラをまかない」として関連性を否認した。
「民主主義を念願する市民」は、憲法裁判所の統合進歩党解散決定の直後である昨年12月26日にソウル地下鉄2号線弘大入口
(ホンデイプク)駅付近に「私がすればロマンス、他人がすれば従北?」 「本当の従北は誰か?」という内容のビラを通じて初めて名前を
知らせた。
彼らはマスクと厚い服で顔とからだを覆い、ドアが開いている高層ビルの屋上に上がり奇襲的にビラをまく。 警察の捜査は停滞状態だ。
唯一の端緒である防犯カメラ(CCTV)映像も役に立っていない。 イム・フィソン ソウル瑞草(ソチョ)警察署知能捜査課長は2日「ビラが
まかれた建物と地下鉄、バスなど移動経路にある防犯カメラを全て確認したが、身元の把握に失敗した」と話した。 ソ・ヒョンス麻浦(マポ)署
捜査課長も「昨年末の事件さえも未だ被疑者が特定できていない」と話した。
民主社会のための弁護士会のパク・ジュミン弁護士は「オンラインを通した政府批判が名誉毀損や侮辱罪などで処罰される事例が増え、
視覚的に“抵抗”の意味が明確なビラ散布が増加しているようだ」と話した。
ソース(ハンギョレ) http://japan.hani.co.kr/arti/politics/19831.html
写真=2月26日昼、ソウル江南駅交差点で朴槿恵政府を批判するビラがまかれている。 キム・テヒョン記者//ハンギョレ新聞社
http://img.hani.co.kr/imgdb/japan/news/resize/2015/0302/142530778238_20150302.jpg
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