社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
安倍晋三首相が執念を燃やす、農業協同組合(農協)の改革案が2月にまとまった。全国農業協同組合中央会(JA全中)に対する最終的な落としどころは、販売部門である全国農業協同組合連合会(JA全農)の株式会社化と上場による「巨額の利益保証」だったようだ。
農林水産省出身の国会議員は「JA全中の萬歳章会長らは、内憂外患で改革をしなければならない現状は理解している」と断言する。これまでの政策変更により、農協は電機業界を中心とする企業の農業参入や減反廃止などに対応せざるを得ず、効率化のための策定を迫られている。
また農協は、JA全農を通さずに、インターネット通信販売やスーパーマーケットとの直接取引を行う生産者の増加という、頭の痛い問題も抱えている。売り場では「生産者からの手紙つきの野菜」として個人名が書かれたりするもので、「価格が多少高くても、味のよさや安全性や信頼性の高さを理由に購入する消費者が多い」(大手スーパー関係者)といい、JA全中やJA全農は全国の農家から対応策を求められている。
そういった厳しい現状で農協改革案を突きつけられただけに、萬歳会長らも受け入れざるを得ないわけだ。しかし、現場である農家は、今回の改革によって直接的かつ合理的なメリットを得られる見込みがない。地域の農協有力者らの反発は必至だ。
農業の現場の状況を把握し、水面下で根回しに動いてきたのは、世耕弘成内閣官房副長官ら与党幹部であり、財務省だった。「JA全農を株式会社にする」と訴え、その直接的なメリットとして「のちの上場益の保証」を説いて回った――というわけだ。関係者が明かす。
「世耕氏が議員になる前に勤務していたNTTは、1987年に上場し、額面5万円の一株の初値が160万円にもなった。資本金はNTTの7500億円に対し、全農の規模なら1兆円もあり得るため、この額なら100万円を出資する個人株主が100万人できる計算になります。世耕氏らは、こういった説明を各所で行いましたが、『100万円で買った全農株が、上場初日に3200万円になる』との説明には、反対していた人ですら顔色を変えたものです」
関係者によると、世耕氏や財務省は、JA全中専務理事を務めていた山田俊男参議院議員らを通じ、「さまざまな方法で、地域農業の代表者たちが全農株を持てるようになる」とも伝えたという。
まさに「地獄の沙汰も金次第」ということだろう。この懐柔策が功を奏し、今回の安倍政権による農協改革案は「JA全中が認めた」との印象を世間に与えた。すでに財務省などは、JA全農の株式会社化と上場時期、株の割り振り先について検討を始めているという。
(文=編集部)
チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝組み合わせ抽選が現地時間24日に行われ、バイエルン・ミュンヘンの対戦相手はバルセロナに決定した。
ジョゼップ・グアルディオラ監督にとって、古巣との対戦となる結果に「早かれ、遅かれ起こることだとわかっていた」と、驚きはない様子。そして、バイエルンを指揮して初となるバルセロナ凱旋に「初めてのバルセロナだね」と、心待ちにしている。
選手、監督として過ごしたバルセロナについて「もちろん、私にとってもチアゴ(・アルカンタラ)にとっても特別なものになるだろう」と、MFチアゴと、さらにグアルディオラ監督のスタッフにとっても普通の試合とは異なるとコメントしている。
さらに「この様な経験が出来ることを嬉しく思う」と明かし、「バルセロナは最強だ。ルイス・エンリケと対戦できるのを楽しみにしている。彼は素晴らしい監督で人格者だ」と、元チームメイトである相手監督を称賛した。
自身の古巣ではあるが、今はバイエルンの監督として「素晴らしい試合になるだろうが、簡単ではない。我々は、首都での決勝に進むために全力を尽くす」と、勝利を誓った。
3月26日、さいたまスーパーアリーナで行なわれたAKB48のコンサートで、まさかの卒業を発表した川栄李奈。
「演技をイチから勉強して自分の夢を追いかけたい」と涙をこらえ、力強く宣言した彼女の“決意”とは?
■たかみなさんへの卒業報告は着替え中に
―AKB48を辞めようと考えたのはいつぐらい?
川栄 去年の秋、ドラマ『ごめんね青春!』の撮影があって、そのあたりですかね。現場でみんなとめっちゃ仲良くなれて、すごく楽しかったんです。ベテランの方も同年代で頑張ってるコもたくさんいたし、とにかく吸収することが多くて。そこでちゃんと演技の勉強をしたくなって。私はAKB48のメンバーだけど、共演者の方々は演技の仕事に専念している。だからか、自分も女優というひとつのことにしっかり取り組みたいなって思うようになったんです。
―目標とする女優さんは?
川栄 満島ひかりさんです。もともと好きだったんですけど、共演させていただけて、さらに好きになりました。満島さんもアイドルから女優になって、最初はアイドルの感覚が抜けなくて苦労なさったらしいんです。わざと無愛想に演じてみたり大変だったよ、って。でも絶対大丈夫だから、頑張ってねと言ってくださって。だから私も満島さんみたいな人になりたいです!
―女優になるために、どんな勉強しようと考えてますか?
川栄 まずは演技のレッスンをちゃんとしたいですね。AKB48に入って4年半ぐらいなんですけど、選抜に入れるまでに3年くらいかかったことを考えると、簡単には無理だから、演技ももう一回最初から勉強するつもりで頑張ります。
―また同じぐらいの年月がかかってもイチから?
川栄 4年半かかってもまだ25歳だし。だから新しいことを始めるなら早いほうがいいかなと。
―卒業はなぜあの組閣のタイミングで発表したんですか?
川栄 スタッフさんから、本気で発表するなら、さいたまスーパーアリーナでだね、と。恥ずかしいから、普通に劇場公演で発表したかったんですけど…。
―周りのメンバーに相談は?
川栄 してないです。辞めることを決めてから、横山(由依)さんに、スタッフさんにどう言ったらいいか聞いた程度です。
―総監督のたかみな(高橋みなみ)さんに言ったのはいつ?
川栄 たかみなさんにはさいたまスーパーアリーナのライブの本番中、着替えの時に…。
―そんなタイミングで!
川栄 たかみなさんには言っておいたほうがいいと横山さんから言われたんですけど、言いづらくて…。でも本番中、たかみなさんがすごく見てくるんですよ。「いつ私に話すんだ?」みたいなオーラで(笑)。
―バレていましたね。
川栄 感じていたのかな、と。「実は今日、私…」って言いかけたら、「大丈夫、ウチがいるから!」って言われました。
―2月12日にハタチになりましたが、誕生日は?
川栄 (高橋)朱里と家にいたら、日付が変わった瞬間にピンポンが鳴って、(中西)智代梨といずりな(伊豆田莉奈)がお祝いに来たんです。光るサングラスをかけて、クラッカーを鳴らして「イエーー!」って。何やってるんだ、コイツらと(笑)。でも感動しました。誕生日の夜は横山さんと朱里とディズニーランドのホテルに行きました。
―お酒は飲みました?
川栄 飲みました。横山さんに絶対おいしいよって、梅酒とか桃のお酒を勧められたんですけど、おいしくなかった(笑)。
―二十歳になって、やってみたいことはあります?
川栄 海外に行きたいですね。プライベートでもお仕事でもいいんですけど。
―3つ挙げるとしたら?
川栄 まずはアイスランド。平和な国に行きたくてネットで調べたら出てきたんです。島国だからみんな優しくて穏やかだと。
―じゃあ、ふたつめは。
川栄 カンボジア。ボランティアで行きたいなって。小さいコと一緒に遊びたい! 写真も撮りたいのでカメラを買いました。
―意外なところですね。あとひとつは。
川栄 アメリカ! 国ですよね? AKB48でワシントンで公演をやって、すごく楽しかった思い出があるので、また行きたいです。
―ちなみに、理想とする大人ってどんな人?
川栄 余裕がある人。たかみなさんとか。前はよく後輩を注意していたんですけど、最近は余裕が見える。ガミガミ言うおばあちゃんに孫が生まれて、超穏やかなおばあちゃんになったような(笑)。
―確かに。15期の大和田(南那)さんから頭をぽんぽん叩かれてもニコニコしてました。では、卒業するにあたり、AKB48に期待することは?
川栄 次世代のみーおん(向井地美音)とか後輩メンバーにもっと前に出てきてほしいですね。かわいいだけじゃダメで、キャラが大事。でもキャラをつけるのってすごく大変だから、そこは先輩がそのコに合うキャラを提案してあげられたらなって思います。
―今、川栄さんがオススメしたい人っていますか?
川栄 同期の小嶋菜月。すごくかわいいんですよ。今年ハタチで区切りだし、焦っている気持ちはわかるけど、今まで通り頑張ってほしい。
―元サッカー日本代表の岩本輝雄さんも注目してるメンバーですよね。小嶋さんのどこをアピールしたらいいですか?
川栄 グラビア! ナイスバディです(笑)。衣装はフリフリのかわいいのもセクシーなのも、なんでも似合います。
―今でもよく覚えてるのが、AKB48に入ったばかりの研究生の頃、川栄さんは他人を信じられないというような目をしていたなと…。
川栄 小さい頃から人をあまり好きじゃなかったんですよね。人と関わりたくなくて。そのままAKB48に入っちゃったから、ガンを飛ばしちゃうというか、威嚇(いかく)しちゃったり(笑)。
―そうだったんですか!
川栄 でも今は変わりましたよ(笑)。先輩が厳しかったし。団体行動も苦手だったけど、合わせられるようになりました。
―この先、ドラマや映画の現場でいろんな人と関わるけど、うまくやっていけそう?
川栄 はい。AKB48で得たものを出せたらと思います。
―最後にファンの方にひと言お願いします。
川栄 私がAKB48じゃなくなっても、変わらず応援してくれたらありがたいです!
(取材・文/関根弘康 撮影/Takeo Dec.)
●川栄李奈(Kawaei Rina)
1995年2月12日生まれ 神奈川県出身 血液型=O型
ニックネーム=りっちゃん
○AKB48 チームA所属
○AKB48 40thシングル『僕たちは戦わない』が5月20日(水)に発売。
最新情報は公式サイト【http://www.akb48.co.jp/】にて
4月25日、女優の高畑充希さんがヒロインを務めるWOWOWドラマ「連続ドラマW 煙霞 -Gold Rush-」の詳細が発表された。
大阪在住の直木賞作家・黒川博行の小説「煙霞(えんか)」をドラマ化。ごく最近も実際に関西方面で大きな話題となったような私立学校の乱脈経営の実態を背景に、にぎやかな登場人物たちが巨額の金塊を奪い合いながら大阪~神戸を疾走する痛快アクションサスペンスだ。策略に次ぐ策略、一体誰が、いつから、騙し騙されているのか?二転三転するストーリーが、観る者を二度三度と煙に巻く。
主演は、2013年から1年間、文化庁の文化交流使としてイスラエルのダンスカンパニーに所属した森山未來(兵庫出身)。帰国後初の映像作品への出演は大きな注目だ。そして、ヒロイン役に、数多くの舞台、連続テレビ小説「ごちそうさん」などで人気が高まる若き演技派・高畑充希(大阪出身)、さらには桂文珍(兵庫出身)ら異色の個性派キャストが勢ぞろい。監督は、映画『マエストロ!』の小林聖太郎(大阪出身)、脚本はドラマ「花咲舞が黙ってない」の江頭美智留(兵庫出身)。「オール関西出身」の主要スタッフ、キャストが「本当の関西」を映し出す、とびきり楽しいエンターテインメントの登場だ。
●高畑充希コメント
Q1・脚本を読まれた感想を教えて下さい。
言葉数が多いな、と思いました(笑)。セリフが少ない台本はよくあるんですけど、この作品はずーっとみんな喋っていて、これがうまく行ったらすごくテンポ感のある、どんどん乗って行ける作品になるんだろうな、とワクワクしてます。
Q2・今回の役を通じて表現したいこと、チャレンジしたいこと、楽しみなことはありますか?
免許を取ったばかりなんですが、車を乗り回すことが多い役なので、これを機会に運転が上手になればいいな、と思います(笑)。
Q3・出演者、スタッフも関西出身の方々が中心となるこのドラマで、期待したいこと、またはチャレンジしたいことはありますか?
関西人はボケ・ツッコミみたいなリズムの中で小さいころから育っていて、みんな産まれながらの「テンポ」を持っている方ばかりだと思うので、本当に楽しみです。個人的には、ドラマを見ていて、関西人じゃない方が関西弁を喋っているとモゾモゾするので、今回、そのストレスはないと思います(笑)。
Q4・森山未來さんについてはどのような印象がありますか?
森山さんのことを昔から知っている共通の知り合いがいて、その方から森山さんのことを良くお聞きしていたので、いつかどこかでご一緒出来たらな、と思っていました。たぶん舞台で機会があるのかな、と思っていたのですが、まさかドラマで一対一でガッツリ向き合わせていただけるとは思わなかったですし、もう、楽しみでたまりません。
Q5・視聴者へのメッセージをお願いします。
すごくテンポのいい作品になると思いますし、内容も「次どうなる!?」って手に汗握る展開です。関西人ばかり集まっているので、ちょっと笑えるコミカルなシーンも盛り込まれていいます。ぜひ期待してください、頑張ります!
●作品詳細
タイトル:連続ドラマW 煙霞 -Gold Rush-
放映日:7月放送予定2015/4/25 06:00 更新
俳優の森山未來さんが、7月放送予定のWOWOWのドラマ「連続ドラマW 煙霞-Gold Rush」に主演することが25日、明らかになった。2013年から1年間、文化庁の文化交流使としてイスラエルのダンスカンパニーに所属していた森山さんにとって、帰国後初の映像作品への出演となる。森山さんは「(イスラエルにいる時は)カメラの前に立つということがなかったので、今はカメラを向けられていることに慣れていないというか……」と戸惑いつつ、「(演じる役は)『パコ』っとはまり切ったキャラクターではないので、役にその感覚がうまく反映されたら面白いのかな」と独特な表現を交えて語っている。
ドラマは、直木賞作家・黒川博行さんの小説「煙霞」(文春文庫)が原作。とある私立学校の乱脈経営の実態を背景に、登場人物たちが巨額の金塊を奪い合いながら大阪から神戸を疾走するアクションサスペンス。森山さんは、巨額の金塊を奪う計画に巻き込まれる女子校の美術講師、熊谷透を演じる。ヒロインの音楽教師、正木菜穂子は高畑充希さん、女子校の理事長・酒井を桂文珍さんが演じ、そのほか、木村祐一さん、木下ほうかさんらも出演。キャストはすべて関西出身でそろえた。
森山さんは、同作について「シリアスな部分や、大阪のちょっと柔らかい、でもちょっと陰がある不思議なごっちゃな空気をないまぜにしながら『煙霞-Gold Rush』というドラマはすごく面白い作品になると思います」とアピール。また、高畑さんは、共演の森山さんについて、「いつかどこかでご一緒できたらなと思っていましたが、まさかドラマで一対一でガッツリ向き合わせていただけるとは思わなかったですし、もう、楽しみでたまりません」と期待を寄せている。