社会そのほか速
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練習中にロジャーズ監督(左)と談話するジェラード(右) [写真]=Liverpool FC via Getty Images
リヴァプールに所属する元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードが、19日にウェンブリー・スタジアムで行われるFAカップ準決勝のアストン・ヴィラ戦で先発出場する模様だと、イギリス紙『デイリーメール』が18日に報じた。
今夏でリヴァプールを退団し、MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーへの移籍が決まっているジェラード。今シーズン唯一タイトルの可能性を残しているFAカップで有終の美を飾りたいところ。
同紙は、決勝進出のかかった大事な一戦で、ブレンダン・ロジャーズ監督が、ジェラードを先発で起用する可能性が高いと報じている。
現在34歳のジェラードは、今シーズンはこれまで公式戦で35試合に出場し10ゴールを記録。だが、3月22日に行われたプレミアリーグ第30節のマンチェスター・U戦で、後半開始から途中出場した同選手は、相手選手を踏みつけてわずか38秒で退場となり、リーグ戦3試合の出場停止(すでに2試合消化)を受けている。そのため、同選手がアストン・ヴィラ戦で出場すれば、約1カ月ぶりの公式戦でのプレーとなる。
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11日にはリーグ戦でトッテナムを破ったアストン・ヴィラ [写真]=Aston Villa FC via Getty Images
世紀を超え、代々アストン・ヴィラのサポーターとして、その情熱を受け継いできた家族がある。アストン・ヴィラといえば、1888年に創設された世界最古のフットボールリーグに12クラブの初期メンバーとして参加しているチームだ。
このほど、あるアストン・ヴィラのファンの祖父が、19日にウェンブリー・スタジアムで行われるFA(イングランド協会)杯準決勝、リヴァプール戦のチケットをサプライズで購入してプレゼントしたエピソードが話題となった。17日の大手メディア『ユーロスポーツ』などが報じた。
FA杯で5年ぶりの準決勝進出を果たしたアストン・ヴィラ。イングランド人サッカーファンにとって、特に地方のファンにとって、9万人収容の英国最大のウェンブリー・スタジアムはいわば聖地である。
アストン・ヴィラファンのトム・マクゴワンさんは家族全員が同クラブのファンであり、ウェンブリーで行われる大一番を生で観たいと周囲に漏らしていた。
それを知ってか知らずか、マクゴワンさんの祖父が手紙を添えてチケットをサプライズでプレゼント。その手紙にはこう書かれていた。
「15年4月14日。やあトーマス、何時間も雨の寒さの中で列に並んだ甲斐あって、君のチケットをなんとか手に入れたよ。実際のところ、天気は快晴で並んだ時間は90分だったんだがね。私はもっとチケットを買えるか聞いたんだが、スタッフには一人一枚だけと言われた。試合の日を楽しんで。私は決勝戦のチケットも君に買うことを願っているよ。愛をこめて。婆さんと爺さんより」
これを受けてマクゴワンさんは16日、自身のツイッターに手紙の写真を掲載し、「僕の爺ちゃん。僕のヒーロー。ウェンブリー、早く来い!」と、喜びをツイートした。
アストン・ヴィラからは32000人のファンがウェンブリーに足を運ぶことが見込まれているが、チームがリヴァプールを破ってアーセナルが待つ決勝戦進出を果たせば、それは15年ぶりとなり、優勝すれば58年ぶり8度目の快挙となる。
同試合は契約が必要なBTスポーツで放映されるため、加入していないマクゴワンさんの祖父の自宅ではTV観戦ができない。祖父が孫に想いを託し、声援となって選手たちに届くだろうか。世界最古のトーナメントの魔法はこんなところにも潜んでいるのかもしれない。
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マンUを率いるファン・ハール監督 [写真]=Man Utd via Getty Images
マンチェスター・Uのルイ・ファン・ハール監督が、自身の顔写真を無断で広告に使用したとして、肖像権侵害でオランダのウェブサイト『インターベスト』を告訴していることが明らかとなった。18日のイギリス紙『デイリー・ミラー』などが報じた。
インターベストはピッチサイドの画像にファン・ハール監督の写真を用い、「みんなやる。ファン・ハールだってやる」などというキャプションを付けて広告を作成した。
シーズン終盤戦に代理人を立てて裁判に臨むとみられるファン・ハール監督は、10万ユーロ(約1300万円)の賠償金を獲得する見込み。同監督の妻トルースさんは17日、勝訴した際のお金はすべて子供の筋疾患を支援する慈善活動に寄付することを明かした。
なお、18日に敵地で行われたプレミアリーグ第33節でチェルシーに0-1で敗れたマンチェスター・Uは、勝ち点65で3位につけている。マンチェスター・Uは26日に敵地で行われる次節でエヴァートンと戦う。
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最終日67の好スコアで9位タイにジャンプアップした有村智恵 KKT杯バンテリンレディスオープン(2015)(最終日) 写真・村上航
KKT杯バンテリンレディスオープン(4月17~19日、熊本県・熊本空港CC、6452ヤード、パー72)
若林舞衣子(2位タイ、2バーディ、2ボギーの72、通算4アンダー)
「前半で(相手を)完全に安心させてしまいましたね。自分のゴルフも全然ダメで、パーを取るのがやっとでした。もう少し前半でプレッシャーをかけられればよかったんですけど、単に菊地さんがすごかったんだと思います。やっと自分の調子がいいところが結果につながったので、これからどんどんつなげていきたいと思います」
イボミ(2位タイ、8バーディ、3ボギーの67、通算4アンダー)
「昨日までは硬くて速くて難しかったんですけど、今日はボールが止まったんでそのぶんよかったんだと思います。優勝は運もあると思うので。少しずつショットもパットもよくなっているし、今日も2位までいったんでうれしいです」
上田桃子(4位タイ、2バーディ、1ボギーの71、通算3アンダー)
「3日間いい緊張感の中では、今の状態でベストは尽くせたかなと。やっぱり出だしの3パットが、一日いい流れを作れなかった原因かなと思います。アプローチもそうですけど、比較的グリーンが重かったので、タッチが合わなかったというのはありました」
有村智恵(9位タイ、6バーディ、1ボギーの67、通算1アンダー)
「2週連続、しかもここで予選落ちするわけにはいかないという気持ちがすごく強く、それで腹をくくれたって感じです。アメリカでも同じプレーができたらって……。それも力をつけていくしかないんですけど、いいきっかけになったと思います」
香妻琴乃(31位タイ、2バーディ、3ボギーの73、通算4オーバー)
「最後の方で昨日と同じようなミスをしてしまって、目標のアンダーに届かなかったので、課題がたくさん残る日だったと思います。これから少しずつ調子を合わせて、試合につながるような練習をして、早く優勝して、地元のみなさんに報告できるように頑張りたいなと思います」
永井花奈さん(14位タイ、3バーディ、4ボギーの73、通算1オーバー)※ベストアマ
「3日間、全体的にパットがよかったし、しのぎながらいいパーを取ったり、取りたいところでバーディも取れてよかったと思います。グリーンが硬くて速い中、手前からマネジメントできたのはよかったけど、詰めが甘いところがあったので、そこがこれからのキーだと思います」
勝みなみさん(47位タイ、2バーディ、6ボギーの76、通算9オーバー)
「プレッシャーは当然ありましたね。チャンピオンだから頑張れと言われるんですよ。ただ一番は自分の実力不足です。ショットで波に乗れないことが大きかったです。疲れました。とりあえず来週は休みます」
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「東建ホームメイトカップ」最終日に、この日のベストスコアタイ「64」の大爆発。15位から5位に浮上した宮本勝昌は、開催コースの東建多度CCに所属するハウスキャディに感謝の言葉を並べた。「去年もやってくれたキャディさんなんだけど、グリーンの読みが素晴らしい。すごく助けられました」。勤務歴4年あまりの下里麻由さん(30)がその人だ。
熱戦の模様を画像で!「東建ホームメイトカップ」大会フォトギャラリー
宮本が「困ったら、すぐに聞くようにした」というほど万全の信頼を寄せた的確な指示だった。それもそのはず、今週、宮本をサポートするために1年をかけて準備を整えてきた。話は、前年大会に遡る。
下里さんは1年前も宮本のキャディを担当。宮本は今年同様、最終日に「64」をマークして7位フィニッシュしたのだが、「初日から3日目まで伸ばせなくて、とても悔しかった」と、首位と8打差の38位というポジションで最終日を迎えたことにサポート不足の責任を感じ、「今度こそもっと稼いでもらいたい」と自分の胸に再挑戦を決めていたのだという。
大会終了から間もなくして、下里さんの長い戦いが始まった。一般のキャディ業務終了後、「グリーンのどこからでも(ラインを)答えられるように」と、コースの先輩たちと日没までグリーンチェックを兼ねたラウンドを実施。普段なら立ち会う必要がないコース管理関係の会議にも出席し、コースに関するあらゆる知識を頭にたたき込んだ。
「コースのみなさんが協力してくれて…」。この1年を振り返る下里さんの目から、みるみる涙が溢れ出た。そもそも宮本自身とは今年のキャディを約束したわけでも何でもない。宮本がもしも開幕戦でプロキャディを帯同すれば1年の努力は無駄に終わる――そんな孤独な努力だった。「分かってはいましたけど、どうしてもリベンジがしたかったから」。
願いは通じ、宮本は今大会に「ハウスキャディ希望」で登録。下里さんは即座に「宮本担当」に名乗りを挙げ、晴れてリベンジの機会を得ることができた。
今年も優勝にこそ届かなかった。でも、前年大会を上回る5位フィニッシュ。何よりも4日間の内容が違った。「私のことを信じてくれて。(最後に)『ありがとう』って言ってもらえました」。ハウスキャディの仲間も見守るクラブハウス前で、会場を後にする宮本と抱擁を交わし、また涙。こみ上げてくる達成感で涙が止まらず、思わず手で顔を覆うと、それは号泣になった。
選手を支える熱意は、プロキャディもハウスキャディもみな同じ。いや、最初で最後の担当になるかもしれないハウスキャディの方が、強い思い入れを持っていることもある。「来年も、また宮本さんとご一緒できれば嬉しいですね」。1年後の再会を信じて、下里さんの“戦い”が明日から再び始まる。(三重県桑名市/塚田達也)