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(桃園空港 19日 中央社)台湾桃園国際空港第1旅客ターミナルで19日、廊下の窓ガラスが突然割れる騒ぎがあった。これによるけが人はいない。桃園市ではこの日、最高気温31.6度を観測。空港関係者は冷房で冷やされた室温と外気の差でガラスが割れたのではとみている。
(卞金峰/編集:齊藤啓介)
「ザ・トライブ」で映画に初出演したヤナ・ノヴィコヴァさん
登場人物すべてがろう者であり、せりふは手話のみによって構成され、しかも全編にわたり字幕なし、吹き替えも存在しないという前代未聞の映画「ザ・トライブ」(ミロスラブ・スラボシュピツキー監督)が18日に公開された。この野心的な作品は、2014年のカンヌ国際映画祭で批評家週間グランプリを含む3賞を獲得したほか、各国の映画祭で30以上の賞を受賞。ヒロインを演じたヤナ・ノヴィコヴァさんは一躍注目の人となった。ヤナさんは、今作が映画デビュー作というだけでなく、演技そのものが初体験だという。過激なラブシーンにも臆することなく挑んだヤナさんに、撮影の裏話や女優を志したきっかけ、さらに今後の抱負を聞いた。
◇「自分とはまったく違うキャラクター」
故郷ベラルーシ共和国からドバイを経て、14時間かけて日本にやって来たヤナさん。長旅でしたねと声をかけると、ぐったりと肩を落とすしぐさでちゃめっ気のあるところを見せる。今回の取材は、ヤナさんが使う国際手話が分かる日本人のろう者が日本語手話に訳し、それを日本語手話の分かる日本人健常者が言葉で伝えるという形で行われた。
映画「ザ・トライブ」は、ウクライナのろう者の寄宿学校が舞台だ。そこには売春や犯罪などを行う悪の組織=トライブ(族)によるヒエラルキー(階層)が形成されており、転校してきたセルゲイ(グレゴリー・フェセンコさん)は入学早々彼らの洗礼を受け犯罪に関わるようになる。やがて組織の中で頭角を現していくセルゲイ。ヤナさんが演じるのは、セルゲイが好意を持ってしまうリーダーの愛人アナだ。
「非常に大変な仕事でした」と切り出したヤナさんは、アナという人物について「イタリアに行きたいという夢を持っている。そのお金を得るために売春をする。いつも売春することだけを考え、友達ともあまり付き合わず、自分だけの世界を持っている」と説明する。それはヤナさんにとって、「自分の性格とは全く違う」人物像だった。そのため、「まず自分自身を取り払って、新しいキャラクターを入れることが大変でした」と振り返る。
◇「バケツ1杯分」の涙を流した堕胎シーン
もちろんヤナさんには売春の経験はないことから「売春をする人の気持ちをつかむ」ために、多くの本を読んだり、「アデル、ブルーは熱い色」(2013年)や「魚と寝る女」(2000年)といった性描写がある多くの作品を見た。また、「聞こえる人、聞こえない人の関係なく、街に立っている女性たちを観察した」という。
一番大変だった堕胎シーンでは、「私自身経験はありませんから、どういう痛みなのか、どこが痛むのか、顔の表情は? 泣くのかどうなのか。そうしたことを経験した人たちに聞き」、演技に役立てていった。監督からは「(演じるのは)難しいのではないか」と言われたそうだが、「大丈夫です」と受けて立った。そして、専門の病院に行き、方法を詳しく聞き、そのシーンの表情を自撮りした映像を専門家に見てもらったところ、「経験があるような表情だと言われたので、これでいいんだと自信がつき」、さらに練習を重ね本番の撮影に臨んだという。撮影には8時間を要した。「バケツ1杯分くらい泣きました。でも一番大切なことは、映画を見ている人に同じ痛みを感じてもらうこと。ですから自分が持っている力をすべて出し切って演じました」と胸を張った。
◇7キロの減量と恋人との別れ
6歳の頃、家のテレビで「タイタニック」(1997年)を見てケイト・ウィンスレットさんの演技に魅了され、女優を夢見るようになった。しかし両親からは「ろう者だから女優は無理」と言われ、母の勧めに従って絵画を習った。それでも夢を捨て切れず、聴覚障害児のための全寮制の学校ではパントマイムやダンスを習った。卒業後は、一旦は地元の工業学校に入学したが、「やっぱり女優をやりたい。可能性を広げたい」と1年で辞め、ウクライナのキエフに向かった。キエフ・シアター・アカデミーが運営している劇団が、当時ろう者の役者を追加募集しており、そのオーディションを受けるためだった。「ろう者といえば、男性ならエンジニア、女性なら洋裁、そういった手に職をつけるための学校はあります。健常者はいろんな仕事の選択肢があるのに、ろう者は限られている。それが悔しかった」と当時の思いを語るヤナさん。しかし残念ながらオーディションは不合格だった。ところが、たまたま今作のためにろう者の役者を探すためにオーディション会場に来ていたスラボシュピツキー監督の目に留まり、道が開けた。
出演が決まったヤナさんは、「ぽっちゃりめ」の体形を変えるために、野菜やフルーツ中心の食事に切り替え、運動をし、体重を7キロ落とした。また結婚を考えていた恋人とも別れた。その決断に悔いはない。「人それぞれだと思いますが、やはり女性は仕事を大事にする必要があると私は思います。恋人とのことや、その人と別れるといろいろあるけれど、自分の仕事に影響があっては困るわけです。私は映画を選びました。私は、次々と新しい映画に出て、いい仕事をしていきたと思っています。もし恋人ができたら、いつかその人を頼ってしまうでしょう。頼るともう、映画の仕事は続けられません。ですから今は、映画の仕事を続けることが第一で、“彼氏”は2番目になるということなのです」と熱く語る。
今作の日本での公開を、「本当にうれしいです」と顔をほころばせる。その上で日本の観客には、「この映画にはすごく強いメッセージがあります。若い人は壁にぶつかったり、閉塞感があったりすると思いますが、それを打ち破って、自分自身を解放して元気になってもらいたい、そういう刺激を与えられる映画になってほしい」と願っている。そして、「この映画には、音もなければ声もない、字幕もありません。声が聞こえれば下を向いてスマホをちょっといじることもできますが(笑い)、今回は集中して見なければいけません。でも、そうさせるパワーがある映画だと思います。最初から最後までを見て初めて、すべての流れが分かり、それによってメッセージが伝わるのです。ですからぜひ最初から最後までをしっかりと見てほしいですね」と力を込めた。
今回が初来日。うなぎやすしを堪能し、明治神宮を散策したという。時間がなく東京だけの滞在となったが、訪れてみたいのは「歴史的な街」の京都だという。そんなヤナさんに今後の抱負を聞くと、「いろんな映画に出て、いろんな役に挑戦したい。それだけでなく、将来的には自分で映画を作ることを考えています」と目を輝かせた。映画は18日から渋谷ユーロスペース(東京都渋谷区)ほか全国で順次公開。
<プロフィル>
1993年、ベラルーシ共和国のホメリに近い村で生まれる。生後2週間で病気のために聴覚を失う。聴覚障害児のための全寮制の学校で学び、卒業後、ホメリに出て工業学校に入るが1年で退学。キエフ・シアター・アカデミーの劇団「レインボー」のろう者の役者の追加募集に応募するが不合格だったものの、ミロスラヴ・スラポシュピツキー監督の目にとまり、今作に出演を果たす。
(取材・文・撮影/りんたいこ)
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TPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐり、日米2国間の「最終決着」を目指して、今夜から閣僚級の協議が始まります。
アメリカのフロマン通商代表は、甘利TPP担当大臣との協議に向け、午後3時すぎ、成田空港に到着しました。
「日本に来られてうれしい。甘利大臣と生産的な話し合いができることを望んでいる」(アメリカ フロマン通商代表)
これまでの日米の事務レベル協議で、焦点は、アメリカ産の主食用のコメを日本が低関税で輸入する特別枠を新たに設けて輸入量をどこまで拡大するかと、アメリカが日本製の自動車や自動車部品にかけている関税の撤廃期間に絞られていて、今夜とあすの2日間の日程で閣僚級協議を行い、日米2国間の最終決着を目指します。
「間合いを詰める一番最終的な大きなチャンスだと思っている。そこでこの機会を最大限活用していきたいと思います」(甘利明TPP担当相)
協議を前に甘利大臣は、自動車の部品の関税撤廃については進展が期待できると述べましたが、アメリカが求めるコメの輸入枠拡大については、大幅な譲歩はしないとの考えを示しました。
一方、TPP交渉で聖域のひとつとされてきた輸入豚肉の関税引き下げをめぐって、生産者団体が反対を訴える街頭キャンペーンを都内で行いました。
全国から参加した養豚業者らは、“輸入品との価格競争になれば国内の養豚業者は大きな打撃を受ける”として関税引き下げに反対したほか、国産の豚肉の品質や安全性をアピールし、国産豚肉をもっと食べてほしいと訴えました。(19日17:15)
モーニングスター朝倉社長が語る「優れた投信の選定基準」とは?(18時13分) TPP日米交渉、最終決着目指し閣僚級協議へ(18時02分)
成田第3ターミナル開業で注目の関連銘柄は?(17時13分)
株主情報の漏洩に学ぶ企業の「マイナンバー制度」対策(16時13分)
【ドル円週間見通し】日米首脳会談に向け上げ渋る展開を予想(16時00分)【日本株週間見通し】日経平均膠着で決算手掛かりの業績相場へ(16時00分)相次ぐ賃上げ、人材不足に危機感を抱く介護業界(15時13分)
日本郵政グループの中期経営計画から見えるものとは?(13時13分)
<鎖どいがヒット?>富山・高岡発 海外の和風好きに人気(12時51分)
財政再建待ったなし?崩れる日銀と政府の蜜月関係(12時13分)
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西武鉄道の主要路線、池袋線の池袋~飯能間は1915(大正4)年4月15日に開業。今年で開業100周年を迎えた。4月12日には池袋駅で記念セレモニーが開催され、池袋~飯能間で「池袋線開業100周年記念ヘッドマーク」を掲げた臨時電車が運行された。
「池袋線開業100周年記念ヘッドマーク」を掲出した30000系30101編成
この臨時電車に使用されたのは、「スマイルトレイン」の愛称を持つ30000系で初めて10両固定編成での投入となった30101編成。先頭車は前面のヘッドマークのほか、側面に池袋線の旧駅舎・旧車両をデザインしたラッピングも施されている。同編成は4月12日以降の100日間にわたり、この特別デザインで池袋線を運行する予定だという。
ヘルタ戦に出場したFW大迫勇也(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツの地元メディアは、ブンデスリーガ第29節における日本人選手の採点と寸評を発表した。
MF細貝萌とFW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは、日本代表FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンと対戦。原口、大迫、長澤が先発出場した試合は、両者譲らずスコアレスドローに終わった。大迫については「どれだけ競り合いに強いかということを示した」としながらも採点は伸びず。その他の日本人選手にも低評価の採点がつけられる結果となった。
採点と寸評がついた日本人選手は以下のとおり(最高点1、最低点6)。
■大迫勇也(ケルン)
対ヘルタ・ベルリン戦(0-0△)フル出場
『EXPRESS』
採点:4
寸評:大迫からボールを奪うことがいかに難しく、そして彼がどれだけ競り合いに強いかということを示した。だが結果には繋がらず。
『Kölner Stadt-Anzeiger』
採点:4
寸評:中盤とサイドからのサポートが少なかった。献身的に走った。
■長澤和輝(ケルン)
対ヘルタ・ベルリン戦(0-0△)先発出場、62分交代
『EXPRESS』
採点:4
寸評:前線への動きがほとんどなく、守備ではミスがあり、非力だった。パワーがまだ足りない。
『Kölner Stadt-Anzeiger』
採点:4.5
寸評:前半は左サイドでほとんど試合に絡めず。後半に入っても調子は上がらず、62分にベンチに下げられた。
■原口元気(ヘルタ・ベルリン)
対ケルン戦(0-0△)フル出場
『Sportal.de』
採点:3
寸評:試合開始時のポジションは左サイドだったが、孤立することが多く、パル・ダルダイ監督は前半のうちにフォーメーションを変更。ニコ・シュルツとポジションチェンジをする場面が増えたことで、ヘルタの攻撃が若干ではあるが相手にとって予測しにくいものになった。後半に見せた中央への突破は、やや自己中心的だった。そこで、サロモン・カルーにパスを出すのではなく、自らシュートを打つべきだった。
■清武弘嗣(ハノーファー)
対レヴァークーゼン戦(0-4●)フル出場
『Sportal.de』
採点:4.5
寸評:疑いようのない彼のポテンシャルを、この試合でも出しきれず。終盤のシュートは、ハノーファーにとってほぼ唯一といえるチャンスだったが、それ以外は攻撃にアクセントを与えられなかった。清武が不用意にユリアン・ブラントにボールを奪われたところから、ハノーファーは3点目を失った。
■酒井宏(ハノーファー)
対戦レヴァークーゼン戦(0-4●)フル出場
『Sportal.de』
採点:4
寸評:右サイドで攻撃のスイッチを入れようとすることもあったが、レヴァークーゼンのディフェンスに大きな脅威を与えることはできなかった。その間にボールを失う場面も多かった。ただ、競り合いでの勝率約60パーセントはまずまず。
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