社会そのほか速
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ゼンショーホールディングス(HD)は、牛丼店「すき家」の運営会社などグループ11社の正社員(911人)を対象に、定期昇給と月2000円のベースアップを実施することで労働組合と妥結したと、2015年3月16日に発表した。ベアは3年連続。定期昇給は5700円で、月額給与は平均7700円のアップとなる。
さらに、2015年4月入社の大卒者の初任給も、現行より4000円高い20万5000円とする。
同社では、人手不足を受けて「すき家」で深夜営業を休止する事態が発生したことなどから、2015年3月期の連結最終損益は赤字の見通し。それでも16年3月期は業績改善が見込めるほか、賃金アップによる人材確保と職場環境の向上につなげる考え。

京都の名所などをあしらった阪急京都線のラッピング列車について、その愛称が「古都」に決定しました。3月28日からヘッドマークを掲示して運行されます。
「千年の都」にふさわしく
阪急電鉄は、京都線を2015年1月から走行している京都の名所・旧跡を側面にあしらったラッピング列車について、愛称とヘッドマークのデザインを募集。その結果を3月17日、発表しました。
選ばれた愛称は「古都」で、「千年の都に相応しく『古都』とシンプルに表現されており、また、愛称を漢字にすることで『和』の感覚が感じ取れる点を高く評価」したそうです。
列車に掲示されるヘッドマークについては「誰もが良く知る、京都の名所や旧跡をシルエットにして、桜の桃色、新緑の緑色、紅葉の朱色や橙色など、京都の四季を彩る自然の鮮やかな色彩を用い、グラデーションで描かれたデザインは秀逸で、京都への旅情をかきたてられます。ラッピング列車の先頭を飾るヘッドマークに最適と評価」したといいます。
このヘッドマークを掲げたラッピング列車「古都」は3月28日(土)から5月6日(水・休)までの土・日・祝日、梅田~嵐山間の臨時直通「快速特急」として運行。梅田駅の出発時間は10時12分、嵐山駅の出発時間は16時17分です。阪急電鉄は「春の行楽シーズン。京都へは阪急のラッピング列車『古都』に乗っておでかけください」と述べています。

◎快楽の1冊
『デブを捨てに』 平山夢明 文藝春秋 926円(本体価格)
英ロック・バンド、キング・クリムゾンが1969年にリリースした『クリムゾン・キングの宮殿』は、日本でもかなり有名な部類に入るアルバムだ。人間の心の奥底にある狂気を戯画化したようなジャケットはユーモラスで、かつ恐ろしくもある圧倒的なインパクトを持つ。肝心の内容もしかりで、ジャズのフリーキーさとクラシックの風格を“ごった煮”にした混沌が平凡な常識を破壊し尽くす。
先月2月に出た本書は4篇収録の短篇集だ。そもそもタイトルからして随分と挑発的だが、何しろ表紙のインパクトがかなりのものである。気持ち悪くもありユーモラスでもあり、まさしく『クリムゾン・キングの宮殿』のジャケットを彷彿させ、全ての収録作があまりに悲惨な世界を描いている。どんなにあがいても脱出できない窮地の真っただ中にいる者が必死に抵抗を試みるが、事態は悪くなる一方なのだ。ただし、追いつめられる当人にとっては悲劇だが、追いつめる側からすればどうということはない。むしろサディスティックな快感に浸っている。この徹底した立場の違いを作者はドライに客観化し、限度のないブラック・ユーモアにまで昇華させている。
「マミーボコボコ」は日雇い労働で何とか食いつないでいる男が昔別れた娘から手紙をもらい、最初は嬉々として会いに行く話だ。ところが娘の家は尋常ではない大家族で、その生活ぶりの番組化を試みているテレビ局に男は一方的に利用されていく。表題作では借金返済を伸ばしてもらう条件として主人公がやはり尋常ではない肥満の女を“捨てる”よう命じられる。捨てる場所に行くまでの道中は絶望と笑いのカオス状態だ。
全篇通して根底にあるのは人の差別意識だ。差別が笑いを生み出すのは確かな事実であり、そこから目をそらしていないところに真のヒューマニズムを感じる。
(中辻理夫/文芸評論家)
【昇天の1冊】
テレビや雑誌等のメディアで話題の性格診断を1冊にまとめた『ディグラム性格診断~本当の自分と相性をズバリ解明!』(ポプラ社/1000円+税)。2013年の発売ながら、いまだにアマゾン等のネット通販で売れ続けている。
ディグラム性格診断とは、マーケティング・コンサルタント会社のディグラム・ラボ(株)が考案した独自の診断テストのこと。心療内科などの医療現場で実施されている心理考察と、約23万人の膨大なアンケート調査に基づく統計を合体させた、最先端のテストである。データをよりどころにした科学的診断は「驚くほど当たる」と評判だ。
掲載されている20項目の質問に「はい」「いいえ」で答えていく。すると、「仕事も恋もノリが命の」「恋愛は後先考えない肉食系」「論理的でこだわりの強い人間」など、自己の性格が「確かにその通り…」と、判明するわけだ。
さらに診断結果を応用し、自分に最適な異性はどういうタイプか、また平均年収が高いか低いかといった仕事・経済面まで、きめ細かく分析している。中には悩み事まで的確にあぶり出してしまう結果も登場するらしく、単なる“占い”とは違う性格診断書として、絶大な人気を博しているのだ。
ディグラム・ラボ(株)の著書は他にも『47都道府県ランキング発表! ケンミンまるごと大調査』(文藝春秋)、『焼き肉屋で最初にタンを注文する女は合コンでモテる』(朝日新聞出版)等、どれも好調だ。
(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)

カルビーは17日、スナック菓子「58グラム じゃがりこ チーズ」で、油で揚げる工程の不備により、食感が良くない商品が出たとして約14万個を自主回収すると発表した。食べても健康への被害はないという。
製造日が2月3日で、容器の裏面に製造工場を見分ける「G」の記号がある商品が回収対象になる。岐阜県各務原市の工場で機械の不具合があった。2月下旬以降、買った人から指摘が相次ぎ、社内調査を進めてきた。
商品を送ると購入代金を返してもらえる。問い合わせは、カルビーお客様相談室、電話(0120)558570。

アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、現地17日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のモナコ戦に向け、史上初となる逆転突破に照準を合わせている。
2月25日に行われた1stレグで1-3と敗れたアーセナル。CLの歴史上、ホームでの初戦を2点差以上で落としたチームが、逆転で次のステージに進んだ例はない。
英紙『デイリー・メール』でヴェンゲル監督は「過去の統計から我々が不利であることは理解しているが、それが常に正しいものではないことを示したい。もしやれると信じていなかったら、ここに来てはないだろう。フットボールは予測不可能なものだ。
1stレグでは驚くほどミスが多かった。人生では最初にミスを犯すと、取り返しがつかなくなることもある。だが、我々には2ndレグがあり、それを生かさねばならない。どの時間帯で先制しようが、最後までフルパワーで戦う必要がある。クラブを支える人々のことを忘れてはいけない」とチームを鼓舞した。
また、英紙『デイリー・ミラー』で同監督は「心配していることが2つある。ひとつはピッチ状態だ。ここでは激しい雨が降ることも多く、水びたしになればプレーに支障を来す。もうひとつは雨によって試合が延期してしまうことだ。最近もリーグ戦で同じようなことが起きた。プレー環境が悪くならないことを望んでいる」と一抹の懸念を抱いていた。
アーセナルは、欧州の大会で過去10年間もホームで負けがないモナコ相手に勝利を収められることが出来るだろうか。