社会そのほか速
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【カイロ時事】シリアのアサド大統領は16日、ケリー米国務長官がシリア内戦終結に向け、最終的には同大統領との交渉が必要と述べたことに関し、「行動を待たねばならず、それから(対応を)決定する」と語り、米側の行動次第という考えを示した。シリア紙ワタンが、イランのテレビ局に語った内容として報じた。
アサド大統領はその上で、「テロリスト」への資金や武器の支援を停止するよう、国際社会に改めて訴えた。アサド政権は、反体制派を過激派組織「イスラム国」と区別せず「テロリスト」と見なしている。
一方、アサド大統領は、シリアの指導者を決めるのはあくまでシリア人で、「国境の外からの発言」を気に掛けることはないと強調。外国を拠点とする反体制派や欧米の退陣要求を受け入れない姿勢を重ねて強調した。

【バンコク時事】タイ当局は16日、債券購入を名目とした詐欺事件に関与したとして日本の警視庁が逮捕状を取り、行方を追っていた長田慎一容疑者(33)の身柄を日本側に引き渡した。長田容疑者は不法滞在容疑で2月末にタイ警察に逮捕されていた。17日に帰国する予定。

【モスクワ時事】10日間以上も報道陣の前に姿を見せていなかったロシアのプーチン大統領(62)は16日、第2の都市サンクトペテルブルクでキルギスのアタムバエフ大統領と会談した。会談冒頭、プーチン大統領は報道陣を前に「ゴシップがないと人生は退屈だろう」と述べ、これまで流れてきた「健康不安説」を一蹴した。
ロシア大統領府は16日、プーチン大統領が延期していたカザフスタン訪問を20日に行い、ベラルーシを含む3カ国首脳会談に臨むと発表した。
独立系放送局「ドシチ(雨)」は15日、関係筋の話から「プーチン大統領は風邪を引いて(会談場所の隣州)ノブゴロド州の湖畔の別邸で静養している可能性がある」と伝えた。ペスコフ大統領報道官は「ノーコメント」を貫いていた。
プーチン大統領は、5日にモスクワでイタリアのレンツィ首相と共同記者会見に臨んだのを最後に、動静の写真や映像は大統領府が発表したものばかりになった。事前収録して日付を変えた「偽造」の疑いも浮上していた。
18日はロシアによるウクライナ南部クリミア半島の編入条約調印から丸1年の節目に当たる。この前後にモスクワやクリミアで行われる「祝賀行事」にプーチン大統領が出席しなければ、健康不安説は再び盛り返されそうだ。

STAP細胞論文の研究不正問題で、理化学研究所が小保方晴子氏(31)に対する刑事告訴を見送る方向で検討していることが16日、分かった。関係者によると、小保方氏を告訴するのに必要な事実は確認できないと判断したとみられる。週内にも開かれる外部有識者による委員会の前に決定する。
理研は、昨年末の調査委員会の報告をもって事実関係の調査を終えている。刑事告訴が見送られることで、STAP問題は不正の経緯に不明な点を残したまま幕引きとなる見通しとなった。
理研は、窃盗や業務妨害などの容疑を念頭に刑事事件に相当するかを検討していた。

公道でも走れるレーシングポルシェ「新型911 GT3 RS」が、ジュネーブショーで世界初公開された。ここ日本では、早くも3月23日(月)から予約受注がスタートする。
「現在考えうる最高のモータースポーツテクノロジーが導入された、普段の街乗りにも使用できる公道仕様の911」。新型911 GT3 RSは、ポルシェのプレスリリースでこのように説明されている。
肝となる4.0リッター水平対向6気筒エンジンは、911のNA(自然吸気)エンジンとして最大の排気量と、500psという最大のパワーが与えられている。
0-100km/h加速は3.3秒。「ターボS(560ps・3.1秒)」や「ターボ(520ps・3.2秒)」には先を譲るものの、NAモデルとしては「GT3(475ps・3.5秒)」を置き去りにする最速タイムである。
それに何より、NAならではのリニアなレスポンスや高回転まで回りきる恍惚のエンジンフィールは、ターボとはひと味違う魅力で、ヤミツキになる方も多いはずだ。
7速PDKは専用プログラムとされ、より素早い、電光石火のシフトチェンジを可能としている。
さらにモータースポーツの息吹を感じる機能として、「パドルニュートラル・クラッチ解除機能」やピットロードで一定の速度をキープする「ピットスピードスイッチ速度制限機能」なども採用されている。
パドルニュートラル・クラッチ解除機能は、たとえばウェットなコーナーでアンダーステアが出たとき、両方のパドルシフトを引いてトルク伝達を遮断してコーナリングフォースを高めたり、両方のパドルシフトを離してクラッチを再度つないだときのトルク伝達を利用してリアを意図的に滑らせたりと、より高度なテクニックを駆使できる機能である。

見た目は実にレーシー。大型リアウイングやフロントリップスポイラー、ホイールアーチ上の追加エアベントなどで、路面に張り付くような強烈なダウンフォースを生みだしている。
また、マグネシウム製ルーフを初めて採用したほか、カーボンファイバーなどを多用して「GT3」から約10kgのダイエットを果たした。軽量ルーフによって重心が下がったことも、ダイナミクス性能に貢献している。

インテリアには、カーボンファイバー製フルバケットシートや6点席シートベルト(運転席)、リアロールケージなどが奢られる。
価格は「ターボS」の2,539万円に続き、911では上から2番目に高額な2,530万円。いつかは「911最強の自然吸気」を手に入れる財力と、乗りこなせるドライビングテクニックを身に付けたいものである。






写真:ポルシェ・ジャパン
(zlatan)