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「九死に一生」胸に選手支え 龍谷大平安バス運転手

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「九死に一生」胸に選手支え 龍谷大平安バス運転手

「九死に一生」胸に選手支え 龍谷大平安バス運転手

1995年の阪神大震災で高速道路が崩落し、運転していた観光バスが転落寸前となる体験をした福本良夫さん(72)=京都市西京区=が、選抜高校野球大会(21日開幕)に挑む龍谷大平安高野球部のバス運転手としてチームを支えている。あの日から20年たった今も現役でハンドルを握り、連覇を目指すナインを乗せる。「20年は早い。節目の年だけど、気持ちは19年も20年も同じ」とかみしめるように語る。
 今年の1月17日午前5時46分は例年通り、テレビの前で黙とうをささげた。その後、テレビ出演のために初めて祈りの日の神戸を訪れた。「まちが随分変わった。でも、20年前の震災は絶対に忘れられない」
 長野県からスキー客を乗せて走ったあの日、いつもと違うことが重なった。雪の影響もあり京都市内で給油。大阪で交代予定だったが、神戸まで運転を買って出た。到着が早くなりそうになったため、速度を落としていた時だった。
 淡路島方向から稲妻のような光が見え、激しい横揺れが襲った。ブレーキを踏み、ハンドルを握りしめた。今度は縦に揺れ、バスがはねた。停車し前を見たら道路がない。バスが傾き、ずり落ちそうになった。
 バス会社を定年退職後、同高職員に誘われ、2002年秋から野球部バスを運転するように。学校とグラウンドを往復し、背中で選手の雰囲気を感じてきた。「昨年の優勝チームは今までで声が一番出ていた。今年のチームは少しおとなしいね」。野球部のバスは2台あり、今は大型の運転から退いてマイクロバスに専念する。「夏の全国優勝を見るまで運転したい」と話す。
 いまの選手は全員、震災後の生まれ。「体験した人でないと分からないから」と被災体験は話していない。「でもいつか震災に興味を持ってくれた時に、『こんなおっちゃんがおったな』と思い出してくれればね」と温かい目で選手を見つめた。

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