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ハイヤーの配車サービスを提供する米ウーバー・テクノロジーズは6日、ネットで見つけた相手に目的地まで自家用車で運んでもらうサービスを一時中止する、と発表した。許可なく有償で人を送迎していることが道路運送法に触れるとして、国土交通省から「待った」がかかったためだ。
【写真】ウーバーの「ライドシェア」
ウーバーは2月5日、福岡市と周辺市町で「ライドシェア(相乗り)」と銘打ったサービスを始めた。利用者がスマートフォンのアプリで空車を見つけ、事前登録した人の自家用車で目的地まで連れて行ってもらうものだ。
ライドシェアは、ネットが「ヒッチハイク」の仲介役を果たしたことで欧州で広まった。行き先の同じ人同士が1台の車に乗り合う。ドライバーは報酬をもらわず、ガソリン代など実費の一部を受け取るのが原則。日本でも8年前から、仲介サイト「のってこ!」がサービスを始めた。
だが、ウーバーは、求人サイトなどで「自分の車で稼げる」とドライバーを募集し、1時間あたり1千数百円を払っていた。ライドシェアの需要があるのかを見極める目的の非営利事業として、乗り手の利用料はタダにしている。
ウーバーのドライバーの一人は「好きな時間に1日1万円くらい稼げて、割のいいバイトだった」と話す。営業許可のない一般人がお金めあてにマイカーを走らせ、その実態は「相乗り」とは、ほど遠い。