スペインで開催されている携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス（ＭＷＣ）２０１５」で韓国のサムスン電子が最新スマートフォン「Ｇａｌａｘｙ　Ｓ６」を発表したことについて、韓国メディアの中央日報の中国語版は３日、「米アップル社の『ｉＰｈｏｎｅ　６』と“６の戦争”が始まった」と伝えた。
　
　　記事は、ｉＰｈｏｎｅ　６に奪われた市場とプライドを取り戻すべく、Ｇａｌａｘｙ　Ｓ６が反撃を開始したと伝え、ＭＷＣ２０１５の会場でＧａｌａｘｙ　Ｓ６が発表されると５５００人の観衆から称賛の声があがったと紹介。続けて、同時に発表されたＧａｌａｘｙ　Ｓ６　ｅｄｇｅはディスプレイの左右が曲面になっていることを紹介し、「世界で初めて３つのディスプレイが搭載されたスマホだ」と伝えた。
　
　　さらに、申宗均（シン・チョンギュン）サムスン電子ＩＭ（ＩＴ・モバイル）部門の代表取締役社長がＧａｌａｘｙ　Ｓ６シリーズについて「サムスンのスマホ史上でもっとも美しく、もっとも優れたスマホ」と胸を張ったことを紹介した。
　
　　また記事は、Ｇａｌａｘｙ　Ｓ６の発表会では大型スクリーンにＧａｌａｘｙ　Ｓ６とｉＰｈｏｎｅ　６を比較する資料がずっと映しだされていたと伝え、カメラ機能やモバイル決済サービス、充電時間などを比較し、サムスンの李英熙副社長が「Ｇａｌａｘｙ　Ｓ６は（ｉＰｈｏｎｅ　６のように）曲がったりしない」と述べたことを紹介した。
　
　　さらにＧａｌａｘｙ　Ｓ６が金属筐体を採用したことについて、安っぽいと嘲笑の対象だったプラスチック製筐体を捨て、ｉＰｈｏｎｅの象徴でもある「金属筐体」に挑戦したと伝えた。さらに、Ｇａｌａｘｙ　Ｓ６はｉＰｈｏｎｅのようにバッテリー一体型のデザインを採用する一方で、「ワイヤレス充電が可能であるほか、コネクタを使用すれば１０分の充電で４時間も使用できる」と伝えた。（編集担当：村山健二）（写真は中央日報中国語版の３日付報道の画面キャプチャ）
　
　
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