社会そのほか速
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BBQ(バーベキュー)は炭や薪で行うもの。しかし、そんな常識は数年後には変わっているかもしれない。
日産自動車と日本バーベキュー協会が、電気自動車を使いBBQのイノベーションに取り組んでいる。
■ スマートBBQを実現する電気自動車
BBQの課題、それは準備の手間と後片付け。楽しい野外でのBBQではあるが、火起こし、焼き加減の調整など準備と手間がかかっていた。
また、楽しい時間の後に待っているのは、片付けとゴミ問題……これはどうしても億劫になってしまう。そんな問題を解決するのが、“スマートBBQ”を可能にする『e-NV200』BBQカーである。
100%電気で駆動する 『e-NV200』は給電もできるので、電気グリルを使用することでCO2排出ゼロで調理できる。他の電気調理器、フードプロセッサー、コーヒーメーカーも使用可能だ。
食後はゴミ処理機で楽にゴミを減量できる。これらは大容量の電池を備えた電気自動車だから実現できること。
■ BBQのイノベーションはまだある
スマートBBQは調理だけでなく、電気を活用することでアウトドアの様々な問題を解決している。
例えば電気的に蚊をよせつけない“蚊バリア”や、暑い夏を涼しくしてくれる“爽快ミストシャワー”、ドローンを使った自分撮り“フライングセルフィー”、そしてスマホ連動型ディスプレイを使ったAVシステムやカラオケまで、可能性はぐっと広がる。
その昔、日本でのキャンプといえば野営であり、徒歩で荷物を担いで移動し、山間部にテントを張り、燃料で調理をしていた。自家用車が普及してからは欧米同様オートキャンプが主流となり、今では大きな装備と調理器具でリッチなキャンプを楽しんでいる。
その自動車が電気に変わることで、BBQに更なるイノベーションが訪れる可能性を秘めているのだ。
■ スマートBBQ支援者募集中!
このスマートBBQは、クラウドファウンディングプロジェクトとして支援者募集中だ。
実は、日本はBBQ後進国なんです。日本人は、BBQは手間をかけてやるものだと受け入れてしまっている。ですが、自分も楽、相手も楽、そして環境にも負荷を与えないというあり方こそが、これからのBBQだと思っています。
と日本バーベキュー協会会長の下城民夫さんはいう。
このスマートBBQが実現すれば、日本でももっと気軽に、それでいてエコなBBQを楽しむことができるようになるかもしれない。
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