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NTTドコモは、中国China Mobile Communicationsおよび韓国のKTと、「5G」技術の開発推進に向けた協力について、3月1日(現地時間)にスペイン・バルセロナで合意したことを発表した。
3社は2011年1月に締結した事業協力契約(SCFA)により、日中韓3カ国間における国際LTEローミングの実現やコンテンツの相互提供などで連携してきた。今後も協力して技術開発を行うと同時に、具体的なサービスの検討や標準化活動など、5G実現に向けて以下の取り組みを進めるという。
・特にアジア市場を見据えた5G要求条件の策定と統合
・5Gでの新たなサービス・垂直市場の模索
・5Gの主要技術の特定、システム概念の実証に向けた協力
・国際団体(ITU、3GPP、GSMA、NGMN、GTIなど)との協力による世界共通周波数計画と世界統一5G規格の策定
ドコモは現在、合計8社の各国ベンダーと5Gの実験を推進中。今後は2020年7月に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックまでに、5Gの商用化を目指すとしている。