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パキスタン空軍はこのほど、中国製の空中早期警戒機「ZDK-03」(カラコルム・イーグル)4機からなる空軍部隊を創設した。中国の一部メディアは「(中国製戦闘機の)FC-1と合わせてインドに厳重警戒」などと伝えた。
カラコルム・イーグルはパキスタン空軍の要望で、中国電子科技集団公司や陝西飛機工業集団公司が開発した。1機目の引き渡しは2011年1月で、同年末までには予定の4機すべてが引き渡された。アクティブ電子走査アレイレーダーや各種センサー、管制機器が搭載されており、電子装備はかなり先進的とされている。
カラコルム・イーグルの機体は中国が開発したターボプロップ輸送機のY-8(運-8)が原型。Y-8の原型は旧ソ連が開発して1957年に初飛行したAn-12(アントノフ10)が原型。ロシアでは後継機登場のためAn-12の生産と改良はされていないが、中国はY-8の改良を続けている。
カラコルム・イーグルの原型となったのは、比較的新しく開発されたY-8F-600で、グラスコックピットの採用で乗員2人で運用が可能であるほか、エンジンもプラット・アンド・ホイットニー・カナダのPW-100に換装された。
中国とパキスタンはこれまでに共同で、多用途戦闘機のFC-1(梟龍)を開発している。同機の初飛行は2003年で、パキスタン側愛称は「サンダー」。
中国メディアの中華網などは同話題を、「FC-1と合わせてインドに厳重警戒」などと伝えた。中印・印パはいずれも領土問題などが原因で戦争をしたことがあり、現在も対立が続いている。そのため中国とパキスタンは、政治・軍事・経済などで緊密な関係構築に努めている。
ただしパキスタンは「中国一辺倒」とみなされることを警戒し、早期警戒機でもスウェーデン製のサーブ2000AEW&Cも導入することを決めた。(編集担当:如月隼人)(写真は同ニュースを伝える環球網の画面キャプチャー)
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