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長野県上田市の千曲川河川敷に無許可で石像を建てたとして、上田署は22日、近くに住むアルバイトの男(55)を河川法違反(工作物の無許可新築)の疑いで長野地検上田支部に書類送検した。
石とセメントでできた像は、作者不明のまま、何年にもわたって手が加えられ続けたことが謎を呼び、見物人も訪れる場所となっていた。男は「幼い頃から工作が好きで、趣味が高じてやってしまった」と話しているという。
発表によると、男は今年3月上旬、国の許可を受けず、高さ約2メートルの石像の敷石として新たに石1個を置いた疑い。
石像は、男性の胸像で、顔の直径は1・2メートルにも及ぶ。
河川を管理する千曲川河川事務所は2011年4月、無許可で石像が設置されているのに気付き、日中や夜間にパトロールを行って監視したが、誰がつくったのか特定できなかった。13年12月には像の撤去を求める看板を設置したが、その間も像に手が加えられ続けたため、今年2月、上田署に通報した。
男は「昼は人がいて集中できない」と、夜間に1人で制作したと説明。石像については「オリジナルのキャラクターで、まねして作ったものではない」と話しているという。
河川事務所は近く、石像を撤去する予定。