あるAnonymous Coward 曰く、

　NASAは6日、2007年に打ち上げられた小惑星探査機ドーンが、7年半の飛行を経て準惑星ケレス（セレス）を周回する軌道に投入されたことを発表した（NASAの発表、WSJ、毎日新聞、Slashdot）。

　準惑星と分類された天体を探査機が訪れるのは史上初。ドーンは2011年から2012年にかけて小惑星ベスタの観測も行っており、小惑星帯の天体に到達するのは2度目となる。

　ケレスは直径約950kmと小惑星帯で最大の大きさを持つ天体であり、岩石質のベスタとは異なり、内部には氷のマントルが存在する可能性が示唆されている。事前の観測では、クレーターに覆われた表面に謎の光の点も観測されており、より詳細な観測データの到着が待たれるところである。観測は今後1年4か月をかけて行われる予定。