社会そのほか速
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欧州有数の歓楽街で知られるハンブルグのザンクトパウリ地区が、横行する「放尿犯」にナノテクノロジーで反撃を開始しました。
頻繁に被害に遭う壁を超撥水性のナノテク塗料でコーティングすることにより、お願いでも罰金警告でもない跳ね返しで直接報復します。動画は続きをどうぞ。
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堂々とロゴつきで紹介される超撥水性コーティング剤は、米国UltraTech International社のUltra-Ever Dry。撥水性と撥油性を併せ持つOmniphobic 素材で、水やコンクリート、泥、精製された油などを弾いて流れ落とします。日産が一部の車種で提供する「セルフクリーニング」コートもこれがベースです。
超撥水の定義。水が球になってコロコロ転がり落ちるあれです。表面にナノスケールの微細な凹凸があり空気の層を含むことで水の浸透を防ぎます。
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ザンクトパウリの地元コミュニティが実施した、というふれこみの広告企画のようなものですが、こちらは Ultra-Ever Dry のストレートな実験広告。
現実的には跳ね返して反撃したところで、警告も無視し近くのトイレも使わない酔っぱらい相手に学習効果は期待できそうにないばかりか、足元がさらに臭い泥酔者が増えるような気もしますが、犯行が防げないまでも派手に飛び散って道路に落ちたほうが清掃は楽、いずれにしろ建物が汚れなければ十分なのかもしれません。なお、” Pinkelt Zurück / Pee Back ” は Pay Back (払い戻し、仕返し)の駄洒落でそのまま「おしっこ返し」。
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” Hold your hand. “
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